2010年12月16日 13時00分

時刻表・地図は「PC・携帯で十分」4割I以上〜クラレ調査

 今年はスマートフォンの普及やiPad、GALAPAGOSなどタブレット端末の登場のほか、電子書籍も注目を集めた年だった。そんな中、化学メーカーのクラレは16日に『現代家庭の情報化』の調査結果を発表した。それによると、時刻表は50.0%、地図は40.4%がわざわざ本を買わなくてもパソコンや携帯電話などの情報端末で「十分事足りている」と回答。一方、物足りなさを感じる」という回答の上位につけたのはテレビや新聞、小説、漫画だった。

 情報端末で「十分事足りる」という意見が最も多かった【時刻表】は、20代が52.2%、30代が47.0%、40代が52.2%、50代50.6%と、どの世代も高い数字となった。また、「足りている」という意見にはそのほか、【料理本】(30.2%)や【請求書】(27.4%)、【辞典・辞書】(25.0%)などが挙げられた。

 「物足りないもの」の1位になった【テレビ】は全世代で40%を超えていたものの、【新聞】(40.0%)は50代が52.8%、20代が27.8%と、年代によって結果に差が開いた。また、電子化の波が急激に押し寄せている【小説】(34.4%)は、20代が33.3%、30代33.3%、40代40.2%、50代28.1%だった。

 同調査は今年9月、首都圏・近畿圏に居住する500世代にインターネットを使って実施している。




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