楽しんで経済回して寄付もする! 各社から“復興支援プラン”続々

売上全額が被災地支援金となるグランドハイアット東京のオリジナルワイン『キャンバス』  [拡大する]

売上全額が被災地支援金となるグランドハイアット東京のオリジナルワイン『キャンバス』 

 「被災地を思えば」「過度な自粛は復興の妨げになる」など、さまざまな意見が飛び交っている東日本大震災以降の“自粛ムード”。そんな中、外食チェーン店やサービス業各社は楽しみながら経済を回し、被災地支援にもつながる“復興支援付き商品”を続々と展開している。

◆ホテルやレストランで気分転換・息抜きをしながら寄付

 東京・六本木のグランドハイアット東京は4月より、復興支援プロジェクト『Smiles for All』をスタートさせた。内容はレストランでオリジナルワイン『キャンバス』をボトル注文するとワインの売上全額、スイートルームの宿泊料金50%、宴会利用の売上金5%を寄付に回すというもの。その他の客室は宿泊料金を20%割引して提供し、宿泊料金の5%を寄付。集まったお金は日本赤十字社を通して東日本大震災の被災地支援活動に役立てられる。

 全額寄付金に充てられる1本7300円のオリジナルワインの注文数は開始12日で50本を突破。来店客が食事をしながらたしなんだワインで36万5000円が集まった。また、宿泊客は開始12日で84件の予約客がおり、趣旨に賛同して寄付金付きプランに変更した人もいるという。

 一方、会員制サイトを展開しているギルト・グループは、都内のレストランと協力してコース料理を特別価格で提供し、同社の収益全額を寄付する『チャリティ・レストラン・ウィーク』を24日まで展開中。注目店の料理を割安で食べることができるうえに被災地支援につながるため開始早々人気を集めている。

◆身近な店舗や商品にも“復興支援”の輪

 「ビール屋らしく支援を」とWebサイトでチャリティービールを展開しているのは、神奈川県厚木市の地ビール会社・サンクトガーレンだ。同社はビールの種類を指す“エール”を声援の“エール”に変えた『GOLDEN YELL』『AMBER YELL』を数量限定で発売し、売上の約40%を寄付に回している。

 被災地応援の想いとユーモアを交えた同商品は花見用に購入する人のほか、被災地の親戚や知り合いのために購入した関西や関東の消費者も多かったという。同社は予想外の需要に驚きつつも「被災地の方に少しでもリラックスしていただければ」と、心を込めて配送手続きを行っている。

 その他、身近なところではカラオケルーム「ビックエコー」や「楽蔵」「湊や」などのダイニングバーを展開している第一興商、サントリー、ミニストップ、ローソン、はなまるうどんなども売上の一部を寄付に回したり、1商品購入されるごとに義援金を拠出するなどのサービス・取り組みを行っている。

 被災地を応援する人々の元気を取り戻すほか、各種産業と被災地を支援できる“一石三鳥”のこの取り組み。今後も各種産業でさまざまな企画が生まれそうだ。




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