2011年05月10日 15時00分
中国にサンリオのテーマパーク、2014年に誕生
年、中国浙江省安吉県に完成する「ハローキティパーク(仮称)」全景イメージ図
サンリオは9日、中国浙江省安吉県にサンリオのキャラクターが多数登場するアミューズメント施設「ハローキティパーク(仮称)」をオープンすると発表した。同プロジェクトは中国の企業とライセンス契約を結び実現されるもので、2011年下半期に着工し2014年の完成を見込む。中国に同社のアミューズメントパークができるのは初めて。
ハローキティパークプロジェクトは60万平方メートルの敷地にホテルやレストラン、アミューズメントパークなどの施設がある「安吉天使楽園」の重要な施設で、パークの敷地面積は9.5万平方メートル。“ハートウォーミング”、“ファンタスティック”、“エコロジー”、“クリエイティブ”をコンセプトに、日本のサンリオと米国HETTEMA社が共同で設計を担当する。
なお、サンリオは東京のサンリオピューロランドと大分県のハーモニーランドがあり、2012年には現地法人とのライセンス契約でマレーシアに2000平方メートルのサンリオキャラクターのアミューズメント施設が誕生するが、「今回のような中規模以上のサンリオキャラクターのアミューズメント施設が日本以外でできるのは初めて」(サンリオ)という。
ハローキティは1974年に誕生し、現在では世界109カ国以上で展開されている日本を代表するキャラクター。中国は上海ディズニーランド建設に続く重要観光開発プロジェクトとしている。