2011年05月17日 15時40分

AKB48を“顔”に起用 日本赤十字社、義援金総額は1873億円に

AKB48(左から峯岸みなみ、板野友美、高橋みなみ、高城亜樹、渡辺麻友) (C)ORICON DD inc.  [拡大する]

AKB48(左から峯岸みなみ、板野友美、高橋みなみ、高城亜樹、渡辺麻友) (C)ORICON DD inc. 

 人気アイドルグループ・AKB48が日本赤十字社のオフィシャルメッセンジャーに起用され17日、高橋みなみら5名が東京本社で行われた記者発表会に出席した。東日本大震災後、『誰かのためにプロジェクト』として、募金活動や楽曲の収益額を同社に寄付しているAKB48は、このほど2回目の義援金振込の完了を報告。同社としての義援金総額は5月13日現在で220万件、1873億円に達したことも発表され、高橋は「私たちは、当たり前に出来ていたことの尊さを知りました。一人ひとりが力を合わせれば、必ず救える命があります」と、さらなる支援を呼びかけた。

 同社では同日より、正しく日本赤十字の活動を知り、学ぶことができる総合ウェブサイト『AKB48と一緒に もっとよく知る赤十字!』を開設。現在放送中のCMにはAKB48チームKが歌う「僕にできること」もキャンペーンソングとして起用されており、参加した峯岸みなみは「普段のレコーディングと違って、みんなでアイコンタクトをしながら『日本を明るくしていこう』という前向きな気持ちで歌えました」と振り返った。

 会見にはほかに板野友美渡辺麻友高城亜樹が出席し、ウェブサイトのコンテンツの一つであるクイズ『赤十字検定』を実施したほか、会見前には初のAEDを使った救命処置の流れを体験。高橋は「なかなか体験しないことだったので勉強になった」、峯岸も「初めての人でも、少しの知識があれば使えるので、皆さんも心掛けていて欲しいです」と呼びかけていた。

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