2011年07月08日 06時00分

観光誘致で復興支援 角川が『東北ウォーカー』発行

東北の夏をさまざまな角度で紹介する情報誌『東北ウォーカー2011 夏』(角川マガジンズ)  [拡大する]

東北の夏をさまざまな角度で紹介する情報誌『東北ウォーカー2011 夏』(角川マガジンズ) 

 角川マガジンズは7日、雑誌『東北ウォーカー2011 夏』(税込480円)を、14日に緊急発売すると発表した。夏祭り、花火大会のほか、世界遺産登録が決定した岩手県・平泉、東北グルメなどを紹介。また、1冊につき100円を東北の観光誘致のために拠出する。

 同誌はタウン情報誌の草分け的存在『東京ウォーカー』の増刊号として発行。20年にわたり培ってきた街、味、グッズの魅力を紹介する情報発信力を活用し、“観光誘致”“物産消費”の面から東北の復興を支援するため、4月上旬にプロジェクトを立ち上げ、観光庁の後援を得て企画を進めてきた。東北6県の観光PRを行う「東北観光推進機構」と連携しており、今後についても「秋冬以降の東北の観光誘致施策に役立てられるよう、すでにいくつかのアイデアが出ている」(同社)という。

 誌面では“今だからこそ訪れたい東北への旅”をテーマに「夏祭り&花火大会」、「観光エリア・ご当地グルメ」を特集しているほか、「ボランティア参加マニュアル」も掲載。関東地方では多くの花火大会や夏祭りが中止となったが、東北では例年通りに開催するところが多い。そんな東北のパワーと魅力を、情報誌ならではの楽しさで発信している。

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