2011年07月09日 06時00分
『ハリー・ポッター』完結編、雨と涙のUKプレミアに1万4000人のファン熱狂
『ハリー・ポッター』最後のワールドプレミアに登場した(左から)ダニエル・ラドクリフ、原作者J.K.ローリング、エマ・ワトソン、ルパート・グリント
★予告編もこれが最後!『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(デイビッド・イェーツ監督、7月15日・日米同時公開)のワールドプレミアが7日午後(日本時間8日未明)、英・ロンドンで開催された。トラファルガー広場に約80mのレッドカーペットを敷き詰めて行ったイベントでは、前日の晩から約2000人のファンが集まり、最終的に約1万4000人のファンで溢れ返った。
イベント開始前には、ロンドンプレミアではもはや恒例ともいえる雨が降るも、開始直前にピタリと止んで、徐々に晴れ間が広がる『ハリ・ポタ』らしい空模様で、主演俳優のダニエル・ラドクリフら主要キャスト、スタッフを歓迎。原作者のJ.K.ローリング氏が感極まって涙を見せるなど、ラストを飾るにふさわしい盛大で感動的なイベントとなった。
ハーマイオニー・グレンジャー役の女優エマ・ワトソンは、レッドカーペットで日本のファンに向けて「自分の人生の半分をともにした作品だから、感情的になっているとともに、この作品を誇りに思っています」「日本のファンの皆さん、本当にどうもありがとう! 日本のファンは、最初からこの作品を理解してくれて、10年間サポートしてくれたことを本当に感謝しています」とメッセージを送った。ロン・ウィーズリー役の俳優ルパート・グリントは日本語で「ニホンノミナサン、アリガトウ」。
イェーツ監督は「みんなから良い感触を得られているので、これから見る(日本の)皆さんにも気に入ってもらえると思うよ。皆さんに感謝の気持ちを伝えるとともに、僕たちが『PART2』の撮影を楽しんだのと同じだけ、皆さんにも楽しんでいただけると思います」と自信たっぷりに話していた。
★『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』を予告編でおさらい⇒
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