たばこをやめたい! “本数を減らす”で禁煙できる?

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“減煙”では禁煙は成功するのか…?

 きょう5月31日は世界保健機関 (WHO)が制定した「世界禁煙デー」。受動喫煙防止法やたばこ増税の影響もあり、「たばこをやめたい」と思っている人は年々増加傾向にある。しかし、やめたくてもいきなりやめられないのが、たばこの難しいところ。禁煙を試みた人の中にはたばこの本数を徐々に減らしていく“減煙”に挑戦した人も多いはずだが、本数を減らしていけば本当にやめられるのだろうか? 禁煙に関する広報活動を行っているファイザーに話をうかがった。

◆“ニコチン依存”に喫煙歴&本数は関係ない!?
 
 「減煙は残りの本数を大切に吸ってしまう。吸う間隔が長くなることで、イライラしニコチン切れの症状が強まる恐れがあります。あまり賢いやり方ではないですね」と話すのは禁煙補助薬『チャンピックス』チームに所属する平田佳容さん。それでも喫煙歴が短く、1日の本数が少ない人には効果があるのでは?と投げかけてみたが、「ヘビースモーカーのようなニコチン依存症が高い方ほど、たばこはやめにくいのは確かです。しかし、本数が少ない人が自分の意志でやめられるのかといえば、必ずしもそうではないんです」とキッパリ。

 「ニコチンが脳に達すると、快楽を生む物質であるドーパミンが分泌され、同時に“また吸いたい”という欲求が生まれます。そして、たばこが手放せなくなる。これがニコチン依存症で、必ずしも喫煙歴や1日の喫煙本数だけで決まる訳ではありません。」(平田さん)。本数を減らしても、“吸いたい”という欲求に従いたばこをくわえている時点で、ニコチン依存症を断ち切っていることにはならず、結局喫煙を再開してしまうことにもなりかねないとか。

◆禁煙グッズって効果ある? 

 手ごわい喫煙の欲求だが、世の中には電子タバコ、禁煙飴やガム、禁煙応援アプリなど、喫煙欲をまぎらわせるための商品が多数ある。これらアイテムは効果があるのだろうか?

 「禁煙に成功している人がいる限り、全く効果がないとは言えません。“効果がある”と信じていれば、禁煙が可能な場合もあるでしょう。自分に合うと思ったアイテムを試してみてはいかがでしょうか?また、どのグッズも合わないようなら、1度医療機関を尋ねることをおすすめします。禁煙外来を実施している先生もいらっしゃるし、個別にカウンセリングを行なってくれるので、悩みを話してみるのもいいでしょう。決して“意志が弱いからダメなんだ”と思わないことです」(平田さん)。

 本数を減らしたり気合で我慢する方法はストレスが溜まるぶん挫折率も高くなる。グッズや医療機関の力を借りて、上手に「たばこタバコを吸わない生活」に移行するほうが賢いやり方かもしれない。


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