<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>薬の正しい飲み方知っていますか?

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医師から投薬を受けた場合にやってはいけない事は?

 12月に入りいよいよ冬本番。うがいや手洗いなど風邪予防への関心は高い一方で、風邪をひいてしまった時の対処法は万全だろうか? 病院を訪れる人、また市販の風邪薬を服用する人など対応は人それぞれだが、大切なのは『薬の飲み方』。今回の朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEのコラボ企画“おさらいニュース”では、「間違った薬の扱い方が招く危険」を紹介する。

■医師から投薬を受けた場合にやってはいけない事は?

 全国約1万人を対象にした薬の飲み方に関する実態調査で、6割以上が「処方薬を自分の判断で中断した事がある」と回答し、病状の回復を感じたら自分の判断で薬の服用を中止する人は少なくないことが明らかになった。しかし、抗生物質の投薬を受けた場合は症状の改善にかかわらず処方された分量をすべて飲み切ることが必須条件であり、「また次に症状が出たときに飲めばいい」とストックするなどは非常に危険だという。

 東京厚生年金病院の泌尿器科部長・赤倉功一郎先生は「抗生物質は処方量・飲み方・期間が決められていて、全部飲みきってこそ最大効果が発揮できます。途中で止めると細菌は抗生物質に対抗するため自ら変化して耐性化する場合があります。これが、薬剤耐性菌です」と、細菌が体内で進化してしまう危険を指摘。「耐性菌になっても別の抗生物質で対処できますが、また途中でやめれば菌は新しい抗生物質にも耐性化する恐れがあるため注意が必要です」と語った。

■使い慣れた薬も油断は禁物! 市販薬の説明書はちゃんと読んでる? 

 今年8月、厚生労働省が「一般用医薬品の使用後に、この5年間で24人が死亡した可能性がある」と発表し、中でも最も多く死者が出ているのはこの時期に手放せない風邪薬だという。その原因には副作用のひとつ「薬の成分に対するアレルギー」が挙げられ、レアケースとはいえ、一度起きると非常に深刻な状態を招く場合もあるという。

 「(症例の1つである)アナフィラキシーショックは、風邪薬だけでなく、解熱鎮痛薬でも起こることがあります」と語るのは横浜市立大学大学院医学研究科教授・相原道子先生。医薬情報研究所の堀美智子さんも「万が一、薬を飲んで副作用が起きた場合、条件を満たせば、薬の副作用で発生した入院費等の支給を受けることができる『副作用による健康被害救済制度』があります。説明書に書かれていますので、確認しておきましょう」とアドバイスしている。



 「みんなの家庭の医学」番組HP 『間違った薬の使い方』


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