2013年07月23日 11時00分
<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>ひざ痛予防の「歩き方」
「ひざ痛」は今や推定患者数約2500万人以上ともいわれる、国民病の1つ。
階段の昇降時にひざの痛みを感じるなど、50代以上になると急激に「ひざ痛」を経験する人は増えるという。そこでORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とのコラボ企画“おさらいニュース”では、ひざ痛を解消する“ひざ痛改善ウォーキング”を紹介する。
ひざ痛の主な原因は、加齢。ひざへの負担が長年かかり続けることで、ひざの関節にある軟骨が徐々にすり減り、炎症が発生する。これは「変形性膝関節症」と呼ばれ、推定患者数は約2500万人以上ともいわれる、国民病の1つだ。
しかし、このひざ痛に関して内田研造先生(福井大学医学部附属病院 器官制御医学講座 整形外科学領域 准教授)は、2012年に新事実を解明。ひざ痛の原因の1つは「ひざの関節のゆるみ」にあり、歩き方を変えるだけで劇的な改善がみられることもあるという。
内田先生たちのグループが開発したひざ痛解消法「ひざ痛改善ウォーキング」のポイントは“ハの字で小股”。まず歩く時に膝の内側にばかり負担がかかってしまわないよう、「足をハの字に開く」。こうすることで骨がまっすぐに矯正され、ひざへの負担が減ると言う。そして2つ目のポイントが「小股で歩く」こと。歩幅を小さくするだけで、ひざへの負担を最大10%も軽減することができるという。
誰でもすぐに始めることができる「ハの字で小股」ウォーキングは、特別な運動時間を作るわけでもなく、掛かる費用もゼロ。長く患ってきたひざ痛の解消を目指して普段の生活に取り入れてみるのもよいのでは。
(※ひざ痛の原因は人により違います。気になる症状があれば担当医に相談し、適切な対処をするようにしてください。)
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