<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>全国で最も心臓病の死亡率が低い県は?

塩分の摂取過多を抑える、福岡県の食の秘密とは? [拡大する]

塩分の摂取過多を抑える、福岡県の食の秘密とは?

 日本で毎年約19万人もの人が命を落とす「心臓病」。その主な原因は、バランスの悪い食生活やストレスなどが挙げられている。そこで、今回のORICON STYLEと朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)のコラボ企画“おさらいニュース”では、全国47都道府県のなかで最も「心臓病の死亡率」が低い福岡県をクローズアップ。心臓病を遠ざける生活習慣とは?

 まず、心臓病の治療・研究の第一人者である原田和昌先生(東京都健康長寿医療センター副院長)に話を伺うと、「心臓病の最大の原因は心臓の血管の動脈硬化で、その原因がストレスと偏食と考えられます。福岡の人はそれらの要因が少ない生活を送っているということが、心臓病がの死亡率低下につながっているのではないか」と回答。ストレスがかかると交感神経が高ぶり、血管が収縮する。結果、高血圧を招き、心臓病の原因となる動脈硬化を進めてしまうのだ。

■塩分を抑える福岡県の一般調味料“麦みそ”

 まずは福岡県民の食を探ってみることに。一般家庭にお邪魔し食事をみせていただくと、注目すべきは「味噌汁」にあった。一般的な味噌の材料は大豆と米だが、福岡では米の代わりに麦を使った「麦みそ」を多く使用。これにより、味噌汁の塩分濃度が通常より1割程度少なくなり、さらにかつおと昆布の出汁を効かせることで、塩分量を抑えていた。

 食塩の購入量を政令指定都市・全国51都市でみても、福岡市は51位(総務省「家計調査(平成22〜24年平均)」)と日本一塩をとっていないことが判明。原田先生も「出汁を多くの料理に使って、塩を減らしているというのは、非常に推奨されると思います。塩分を減らすことはとても心臓に良いと考えられます」と太鼓判を押した。

■青魚に含まれるDHA、EPAの効果

 海の幸が豊富な福岡県では、食卓に鮮魚の刺身がのることも多いという。それもそのはずスーパーなどで売っている刺身盛り合わせの年間購入金額は、北九州市が全国1位。また青魚の代表格・鯖(サバ)の摂取量も高く、年間購入金額は福岡市で全国8位、北九州市は1位となっていた(いずれも総務省「家計調査(平成22〜24年平均)」)。

 青魚に含まれるEPAとDHAには血中の中性脂肪を低下させ動脈硬化を防ぐ働きがあり、中性脂肪が高い心臓病患者に処方される薬としても使われることも。また、心臓の拍動のリズムを安定させる働きがあることが最近の研究で解明され、突然死につながる不整脈などを予防する効果があることも判明している。

■ストレスをうまく発散させる福岡県の秘密とは?

 食事以外に心臓病を遠ざける、もう1つのポイントが“ストレスの軽減”。福岡県民はどのようにして日々のストレスを軽減しているのか調査を進めてみると、福岡県は日本でも屈指のレジャー王国であることがわかった。ギャンブルは、ボートレースだけでなく競馬や競輪、オートレースなど、すべての公営ギャンブル場が揃っている。これは全国的にみると、福岡県と埼玉県だけ。

 さらに野球などのスポーツの観覧率は全国4位(総務省「平成23年社会生活基本調査」)。人口あたりの映画館の数は、日本一を誇る(総務省統計局刊行「統計でみる都道府県のすがた2013」より)。このほかにも博多っ子の究極のレジャーといえば、博多祇園山笠や博多どんたくを初め、年間450以上にものぼるお祭り。これらたくさんのレジャーによって、福岡県民は上手にストレスを発散させ、心臓に優しい生活を実現させていたと考えられる。

 現代においてストレスを感じないことは難しいが、身近なレジャー施設を利用するなど発散のチャンスを逃さないということを、心臓のために心がけたい。

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