大人だけでなく子供だからこそ検討したい自転車保険

  • 大人だけでなく子供だからこそ検討したい自転車保険

 中学校や高校への自転車通学だけでなく、小学生でも自転車でも遊びに行くときに自転車を利用するこどもは少なくないでしょう。新しくこども自転車を買ったら、自転車通学を始めたら、そんなタイミングで万が一のこどもの自転車事故のために、自転車保険への加入を検討する人が増えています。そこで今回は、子供向けの自転車保険を選ぶときのポイントをご説明します。
 警視庁の発表によると、平成26年の自転車事故の当事者のうち15歳以下のこどもは15.9%、16〜19歳は14.7%であり、20歳以下の未成年が30%も占めていることが分かります。こどもは大人と違って、運転技術が未熟なだけでなく、とっさの危険に対する判断能力が低いために交通事故の被害者となってしまうことも少なくありません。小中学生の交通事故死傷者のおよそ半数が自転車運転中の事故によるものだというデータもあります。

 また交通ルールをきちんと教えられていなかったり、理解していなかったりして、危険な運転をしてしまったり、面白半分でスピードを出し過ぎてしまったりすることもあります。
 原則として歩道の走行が禁止されている自転車ですが、運転者が13歳未満の子供や70歳以上の高齢者、体の不自由な方の場合は、例外的に歩道の走行が認められています。しかし歩道は本来、歩行者が安全に歩くためものですから、歩道を走行すれば歩行者との接触の危険性を高めてしまうことにもなります。自転車が歩行者に衝突すれば、運転しているのが子供であっても事故の加害者となってしまいます。

 このように子供は自転車事故の被害者になってしまうリスクも加害者になってしまるリスクも高いので、自転車を買ったら、同時に自転車保険についても考えておきたいところです。

どんな保険に加入したらよいのか

 自転車保険には、事故の加害者になって他人にケガをさせてしまった場合に生じる賠償責任に備える「個人賠償責任保険」と事故で自分がケガをしてしまった場合に備える「傷害保険」からなります。子供の自転車保険を考えるなら、家族全員が対象となる保険に入るとよいでしょう。

 また、子供がいる家庭ではすでに自動車保険や火災保険に加入しているという人も多いと思います。そいう人におすすめなのが、自動車保険や火災保険に個人賠償責任特約をプラスするという方法です。こうすると、保険料も別個に自転車保険に加入するよりもお得です。ただし、個人賠償責任保険には自分のケガの損失の補償はありませんから、都道府県共済や自動車保険の交通乗用具事故特約などと併せて利用するとよいでしょう。

子供保険にも自転車事故への補償があります

 未成年の場合は、こども保険に加入することも可能です。小学生なら小学生向け、中学生には中学生向け、高校背には高校生向けのプランが用意されています。月額数百円で、他人にケガをさせてしまった場合の賠償責任保険や、自分のケガで入院や通院をする時のための傷害補償だけでなく、後遺症が残ってしまった場合にも対応できる後遺障害に対する補償などがついています。自転車事故をはじめお子様が成長していく上で生じる様々なリスクに備えることが出来るようになっています。