クレジットカードにかかる手数料について

 クレジットカードの発行に手数料がかかるというイメージをもっている方は、あまりいないかもしれません。実際、ほとんどのカード会社では、カードの入会や発行に手数料は発生しません。ただし、利用するカードの種類や、利用方法によっては手数料がかかることもあります。知らないうちに手数料を発生させてしまわないためにも、しっかりと契約内容などを確認しておくことが大切です。今回は、クレジットカードにかかる手数料をご紹介します。
 クレジットカードを発行する際、手数料は発生しないことが一般的です。ただし、ごく稀に数百円程度の発行手数料が発生する場合があります。また、入会手数料は新規手数料といった別の名称で発生する場合もあります。
 しかし、ほとんどの場合は、手数料は発生しません。少額の手数料のために顧客を逃すといった事態にならないようにと、現在発行手数料が発生しているカード会社も、今後は手数料を廃止していく傾向にあると言ってもいいでしょう。そのため、クレジットカードの発行手数料については、あまり心配する必要はありません。
 ただし、カードを紛失した際の再発行手数料は発生する会社もあります。無料で発行してくれるケースもありますが、念のため確認しておくといいでしょう。
 年会費無料のサービスを行っているクレジットカードは多く、クレジットカードの保有に手数料が発生するかどうかは各カード会社によって異なります。また、年会費がかかるカードの場合、その額が数千円の場合もあれば、30万円近くかかってしまう場合もあります。そのため、発行するカードの年会費の額はよく確認しておくようにしましょう。
 クレジットカードであまり大きな買い物をする予定がない人や、初めてクレジットカードを発行する人は、年会費無料のカード会社を選ぶことがおすすめです。ただし、その場合も2年目以降は年会費がかかるといった仕組みになっている場合もあるため、慎重に検討するようにしましょう。
 また、年会費無料のクレジットカードの場合、各種保険に加入することをすすめられる場合があります。義務ではありませんが、もちろん保険に入会すれば別途で料金が発生します。保険の入会を勧められた場合は、自分に必要なものかどうか考えて決めましょう。
 クレジットカードの支払いの際に、金利手数料が発生する場合があります。ただし、一括払いの場合は手数料が発生することはありません。また、ボーナス払いも一括であれば、手数料がかからない場合が多くあります。
 金利手数料が発生する主なケースは、3回以上の分割払いや、リボ払いの場合です。特にリボ払いの場合は、手数料が発生する場合があるため注意が必要です。また、分割払いなどによって発生する手数料の金利は高い傾向にあり、安いカードの場合でも年利で8%ほどの金利が発生することがあります。中には18%ほどの金利が発生する場合もあるため、分割払いを利用する可能性がある場合は、契約時によく確認しておきましょう。
 クレジットカード払いで手数料を発生させたくない場合は、一括払いにすることを心がけましょう。
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