流通系クレジットカードの特徴とは?

  • 流通系クレジットカードの特徴とは?

 電車や飛行機に乗ることでポイントが貯まるカードや、ガソリンがお得なるカードなど、様々な種類があり、発行会社や提携会社によって傾向を分類することができます。
 銀行が発行しているカードを銀行系クレジットカード、信販会社が発行しているカードを信販系クレジットカードというのですが、今回はデパートやコンビニなど流通会社が発行している、いわゆる流通系クレジットカードについてご紹介したいと思います。
 流通系クレジットカードとは、デパートや量販店、コンビニ、スーパーマーケット等が発行しているクレジットカードです。発行・提供会社は顧客の固定化や売れ筋商品の分析等ができるため、積極的に発行しています。ユーザー側にはポイント還元や割引サービス等のメリットがあり、また現金を持ち歩かずに買い物できるため、主婦層はもちろん高齢者にも評判です。
 近年は銀行系に次ぐ発行枚数を誇り、今後も成長は続くといわれています。
 有名なところではイオングループの「イオンカード」、クレディセゾンの「セゾンカード」、セディナの「OMCカード」、ルミネの「ルミネカード」などがあります。
 流通系クレジットカード最大の魅力は、換金率・割引率です。ひとつひとつの商品に付与されるポイントはそれほど高くありませんが、一回の買い物として考えると大きな節約になります。特売やタイムセールスとは別にポイントが加算されるので、1円でも安く購入したい方にとっては最適なカードといいえるでしょう。発行・提携会社としては顧客の囲い込みを行うために発行しているので、イオンカードならばイオングループ、ファミマクレジットならばファミリーマートというように、特定の店でしか特典を受けられませんが、複数のカードを使い分けることでよりお得に買い物をすることができます。
 他のクレジットカードと比べて年会費も安めなので、普段利用する店舗に合わせて複数枚のカードを持っておくと便利です。
 流通系クレジットカードの2つ目の魅力は、主婦や学生でもカードが作りやすいところです。
 元々スーパーマーケットやコンビニ等で買い物をする層に向けて発行されているため、銀行系や信販系のクレジットカードと比べて審査がやさしくなっています。優良なクレジットヒストリー(返済履歴)があれば、比較的容易に作成できます。
 日々の買い物としてはもちろん、はじめてクレジットカードを持つ方にもおすすめです。
 デパートからコンビニまで、様々な流通企業が発行している流通系クレジットカード。特定の店舗で買い物をするだけでポイントが貯まるので、高齢層から若者層まで幅広く利用されています。特定の店舗でしか割引は受けられませんが、複数のカードを持つことで特典を最大限利用できます。
 銀行系や信販系と比べて審査基準が甘く、主婦や学生でも取得可能。初めてクレジットカードを持つ方にもピッタリのカードといえます。
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