誰でもわかる【投資信託】(9) 「REIT」「コモディティ」を簡単解説!

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資産分散を図るための重要な資産「REIT」「コモディティ」を簡単解説!

 投資信託を基礎から紹介する同企画。前回、投資信託の種類をわける要素のひとつに投資対象があることを紹介し、「株式」と「債券」について解説した(http://life.oricon.co.jp/rank-investment-trust/online/news/2065395/)。

 今回は、「REIT(リート)」と「コモディティ」について紹介しよう。いずれも資産分散を図るために重要な資産なので、しっかりおさえておこう。

■REITとは不動産で利益を得るもの
 REIT(不動産投資信託)とは、多くの投資家から集めた資金でオフィスビルや商業施設などの不動産を購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品。

 不動産投資信託という名があるように、投資信託の一種であり、1本のREITには複数の不動産が組み込まれている。その一方で、普通の投資信託とは異なり、株式市場に上場しているのが特徴だ。

 賃貸収入、売買益など不動産から得られる収入が利益となり、株式や債券とは「収益の源泉」が異なるのも大きなポイント。景気が悪化すれば株価は下がるが、不動産では景気が悪化しても、すぐに賃料が下がるということは少ない。そのため、REITは株式とは異なる値動きをする、またREITの値動きは株式の値動きより安定的、などと考えられている。

 REITには、オフィスビルに特化したもの、商業施設に特化したもの、住宅系など、さまざまなタイプがあり、REITに投資する投信ではこれらを組み合わせて複数のREITに投資している。

 1本のREITを買うよりも、REIT投信を買うことで、より幅広い分散ができる、というわけだ。

■投資信託ならコモディティへの投資も手軽
 コモディティとは、原油、鉄鉱石、穀物など、資源や原材料などの「商品」のこと。

 景気の影響も受けるが、需給関係や政治的な要因で価格が動く性質があり、株式や債券とは異なる値動きをしやすいと考えられる。

 コモディティには複数の商品で構成される指数があり、コモディティ投信では、それらの指数に連動する債券に投資することでコモディティの値動きを享受する手法をとっているのが一般的。指数によって原油の比率が高い、含まれる商品の種類が多いなどの違いがあり、値動きが異なる。

 商品そのものに投資するのはハードルが高いが、投資信託を使えば手軽に投資できる。

■分散投資のツール
 REIT、コモディティとも、株式や債券とは異なる値動きをしやすいことから、分散投資のパーツとして考えてみたい。

 株式、債券、REIT、コモディティを組み合わせた投信(バランス型投信)も数多く、運用されているので、知っておくといいだろう。

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