格安航空券の探し方と購入方法

  • 【画像】格安航空 探し方

 標準料金よりも安い金額で飛行機に乗れる格安航空券。すっかり普及して、今や空の旅に欠かせない存在です。でも「なぜ安いのか?」「効果的な活用法は?」など、あまり知られていない部分もあるようです。格安航空券とはどんなものか、どこで買ってどう使うのかを見ていきましょう。

そもそも格安航空券とは?

 まずは、格安航空券とは何なのかをお話ししましょう。一般的に格安航空券といわれるものは、「通常価格より安く購入できる航空券」のことを指し、次の3つに大きく分類されます。

・早期割引航空券
 早期割引航空券は、各航空会社が販売している割引航空券です。出発日の8週間から10週間ほどまえまでに購入することで、大幅な割引率を実現しています。値引き幅は各社で異なり、また発着空港や時期、出発時間帯などで違いますが、6割から8割近く割引きされることもあります。

・ITチケット
 航空会社がツアー用として旅行会社に格安で販売したものをITチケットといい、それをバラ売りした格安航空券もあります。なお、ここでいうIT(Inclusive Tour)とは「団体旅行」のことです。値引き幅は販売会社次第ですが、80%以上の割引率を実現しているところもあります。

・株主優待券
 航空会社が株主向けサービスとして提供している株主優待券を使えば、基本的に通常料金の半額で、しかも出発当日でも飛行機に搭乗できます。ただし数には限りがありますので、いつでも購入できるわけではありません。

 旅客機は運行に大きなコストがかかりますから、航空会社としては常に満席になるのが理想です。そのため、出発日の数か月前からチケットを売り出して席を埋め、収入を確定しようと考えます。株主優待券以外の格安航空券は、このような経緯で登場したもので、イベントの前売り券と同じようなものと考えればいいでしょう。

 なお「料金の安さ」という点では、LCCも魅力です。LCCは格安航空券とは異なりますが、元々の料金設定が低いため、同じ航路でも他社の割引料金よりも安い金額でチケットを購入できるケースがあります。安さを追求するなら、LCCもぜひチェックしておきましょう。

各種格安航空券のメリット・デメリット

 前項でお話しした3種類の航空券には、それぞれメリットとデメリットがあります。それを知っておけば、無駄なく安い買い物をすることができます。あとになって「こんなはずでは」ということがないように、それぞれの特徴を知っておきましょう。

・早期割引航空券のメリット・デメリット
 基本的に座席指定ができ、繁忙期に強いのが早期割引航空券です。年末年始や夏休み、ゴールデンウィークなどは格安航空券よりも安く購入できることもあり、子ども料金の設定もあります。マイレージの換算率も75%と悪くありません。予約の変更ができないというデメリットはありますが、家族旅行などにおすすめです。

・ITチケットのメリットとデメリット
 格安航空券の中で、一番購入しやすいのがITチケットでしょう。旅行会社から購入できますので、手軽に安い航空券を手に入れられます。出発当日でも購入できますから、急な出張にも便利です。ただし、安いだけに制約が多く、利用日の変更ができなかったり座席指定ができなかったりしますので、注意が必要です。一人旅やビジネスユースにはぴったりでしょう。

・株主優待券のメリットとデメリット
 たとえ出発当日であっても、いつ買っても50%という、安定した割引率が株主優待券の魅力です。株主向けのサービスですから制約が少なく、予定便の出発までなら予約の変更も可能です。一方、株主優待券には有効期限がある上、市場に出回っている数が限られているため、「いつでも買える」というわけではないのが難点です。また、国内線のみで、国際線には使用できません。

 実際に航空券を購入するとき、これらの区別を意識する必要はありません。そのチケットに何らかの制約があれば「予約日時の変更はできません」などと、購入の際に注意喚起がなされます。ですが、チケットごとの違いを理解しておけば、ニーズに合ったチケットを選ぶことができるでしょう。

格安航空券、どこでどうやって購入する?

 さて、これらの格安航空券ですが、購入できる場所はいくつかあります。それぞれかかる手間やメリットが違いますので、お好みの方法を選んでください。

・実店舗
 航空会社のカウンターや旅行代理店のサービス窓口などの実店舗で購入できます。航空会社で購入できるのは自社で扱う早期割引航空券のみです。旅行代理店ならそれに加えて、ITチケットや株主優待で割引きされている航空券も購入することができます。さらに、航空券以外にオプショナルツアーや宿泊場所について直接相談できますので、旅行慣れしていない方や、いろいろな情報を教えてほしい方におすすめです。

 また、直接格安航空券を購入できる場所ではありませんが、金券ショップには株主優待券が売られている場合がありますので、覗いてみるのもいいでしょう。

・電話予約センター
 旅行代理店のほか、LCCではチケット予約を電話で受け付けているところがあります。別途支払いをしなくてはならない手間がかかりますが、ネット環境がない、あるいは使い慣れていないという人には便利です。予約の際にはメモを用意し、聞き間違いや聞き漏れのないように準備しておきましょう。

・航空券予約・購入サイト
 多くの人が利用するのがWebサイトでしょう。各航空会社や旅行代理店、さらに格安航空券専門の販売サイトなど、ネット上にはとても多くの販売店があります。これらのサイトでは空席の検索から航空券の予約・支払いまで、ワンステップで済ませることができますから、非常に便利です。履歴が残りますので、あとから確認するのも簡単です。

安さを追求するならば、とにかく手間を惜しまない!

 ほかの交通機関に比べて、飛行機の運賃は高価です。ですが、安く購入する方法はたくさんあります。ネット上には格安航空券専用の販売サイトがいくつもありますし、それら複数のサイトをとりまとめ、最安値を探し出すサービスもあります。ただし、安価なチケットにはそれなりのデメリットもありますから、それを理解した上で購入するようにしましょう。

 また、安さを追求するのなら、手間を惜しまないことも大切です。例えば、仲間との旅行や複数人での出張などでは、個別にチケットを取るよりも、少人数でのツアーとしてまとめて購入したほうが安くなることがあります。宿代まで考えると、遥かに安上がりかもしれません。色々な方法で調べれば、きっとお得な価格の航空券を見つけられるでしょう。
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