生命保険は掛け捨て?貯蓄型?人気の生命保険の種類と特徴

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 万が一のときのために入っておきたい「生命保険」ですが、「高い保険料を毎月支払うのはたいへんだし、万が一のことがなければお金の払い損」と思っている人もいるようです。確かに、生命保険には掛け捨てタイプがありますが、払い込んだ保険料が貯蓄されるタイプもあります。

 そこで、これから生命保険に加入したいと考えている人や、現在加入している生命保険を見直したいと思っている人のために、掛け捨てと貯蓄型の生命保険の種類と特徴をご紹介します。

掛け捨てと貯蓄型の違い

 テレビのCMや新聞広告などを見ていて、「保険ってたくさん種類があるな」と思ったことはありませんか?
じつはその保障の基本的な形はシンプルです。元々、被保険者が死亡したり高度障害の状態になったりしたときに支払われる「死亡保障」の意味合いが強かった生命保険ですが、現在は保障の幅が広がり、ケガや病気で入院したり手術したりするときに必要な費用も保障してくれるようになりました。

 しかし、毎月支払う保険料は家計を圧迫しますし、万が一のことがなければお金が戻らないのであれば「銀行に貯金をしておけばいい」という考え方もあります。ただ、生命保険には車の保険と違って「掛け捨て」以外にも「貯蓄型」がありますので、必ずしも「支払って終わり」ではありません。そこで、まずは掛け捨てと貯蓄型の違いについて見ていきましょう。

掛け捨ての保険の特?

 死亡保障において保険料が比較的安い「掛け捨て」の保険は、決められた期間内のみを保障します。これは、いわゆる「定期保険」のことで、加入時に「5年」「10年」など、保障する期間を決めることになります。保障期間内に万一の事態があれば保険金が支払われます。また、掛け捨ての保険なので、原則中途解約をしても返戻金はありません。

 保障期間が終了したら、そこで終わりにするか、さらに期間を延長するために更新をするか選択します。ただし、年齢が高くなるにつれて死亡率も上がるため、更新する度に保険料は上がっていくのが一般的です。

 なお、小さい保険料で大きな死亡保障を得られるという特徴は、形は違いますが近年人気の高い「収入保障保険」も同じです。保障の対象となるのは被保険者が死亡したり高度障害になったときで、この点も定期保険と変わりません。違うのは、毎月お給料や年金のように保険金を分割して受け取れるという点です。

貯蓄型の保険の特?

 貯蓄型として有名なのが「養老保険」です。養老保険は、保障期間中に死亡したときや高度障害になったときに保険金が支払われるだけでなく、そのまま生存していれば保険期間が満期になったときにも保険金と同額の「満期保険金」が支払われます。したがって、いつまでにいくら貯めたいかを決めて加入できる、積立て金融商品のような保険といえます。

 日本人の平均寿命が延びている今、「老後をどう過ごすか」は多くの人が直面する課題です。豊かな老後を過ごすためには資金が必要ですから、当然ながら一定の収入または貯蓄がなくてはなりません。養老保険なら、老後の資金として貯蓄しつつ、保障も得ることができるのです。

 また、「終身保険」も、貯蓄型のひとつです。終身保険は、定期保険と違って保障期間に制限がなく、一生涯保障が続きます。したがって「満期保険金」はありません。しかし、保険料は掛け捨てではないので、途中解約をすれば解約返戻金が戻ってきます。なお、保険料の早い段階での払込み中では、解約返戻金がないか、あっても支払保険料総額を下回る場合もあります。保障が必要な期間は加入しておき、保障が不要になった時点で解約返戻金を受け取るという使い方もできます。

生命保険にはどうやって加入する?

 保険の組み合わせ方は複雑で、掛け捨てにするか貯蓄型にするか以外にも、さまざまな選択肢があります。どの保険に加入すべきかを、一般の方が判断するのは難しいでしょう。では、どうすれば自分に合った保険に加入できるのでしょうか?保険の加入というと、保険会社の営業マンやセールスレディが勤め先や個人宅に来てくれるのが一般的でした。現在は、駅ビルやショッピングモールなどでよく見かける保険ショップや保険代理店などの相談窓口がたくさんあります。

 保険ショップは、1社の保険会社の商品を扱っている「専属代理店」と、複数の保険会社の商品を取り扱っている「乗合代理店」がありますので、「加入したい保険会社がある」という場合は前者を、「特定の保険会社に偏らず、良い商品を選びたい」という場合は後者を選びましょう。

「掛け捨て」か「貯蓄型」か、自分に最適な保険選びを

 生命保険は、決められた期間内のみを保障する「定期保険」と、貯蓄と保障の両方が得られる「養老保険」、一生涯保障が続く「終身保険」があることを紹介しました。また、これらの保険には、解約返戻金や満期保険金がない「掛け捨て」か、それらがある「貯蓄型」に分けることができることも併せてご紹介しました。

 一見複雑そうな生命保険ですが、掛け捨てか貯蓄型か、どちらのタイプにするのかを決め、その上で自分の求める保障期間をカバーする商品を選択すれば、自分に合った保険選びができるはずです。
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