2016年01月17日 09時30分
【女性FPイチオシ】“食費予算”管理のコツ ネットスーパーが役立つ理由とは?
食材にかかるコストをきちんと意識し、計画的にネットスーパーを活用して食費管理を!
家計管理で最も大切なのは、予算を立てることだ。予算を立てず思いのまま支出してしまうと、家計が赤字になってしまう。赤字が常態化すると、ほかの大事な資金の準備が足りなくなる恐れがある。上手にコントロールするポイントは、まず食費から予算を決めることだ。女性FPがそのコツを紹介していく。
■予算意識を高くもつ
食費の支出は、管理している人のお金の使い方によって多くも少なくもなる。一般的に、管理者は家庭の食事を作る人になるだろう。その人が、日々のお金の使い方が食費に大きく影響することを認識して予算を決め、制御できるかどうかが、家計全体にかかわってくる。
もし、予算を立てても、いつもオーバーしてしまうのであれば、予算を増やせば良い。その代わり、収入は限られているため、ほかの支出をおさえなければならない。ほかの支出をこれ以上削れないとなれば、食材の買い方に無駄がないか見直す必要がある。
■コストの高い食材を控える
食費予算を立てたら、次は予算内におさめる方法を知っておこう。ズバリ「コストの高い食材をなるべく買わない」ことだ。つまり「調理食品」のこと。総務省による『家計調査』の食費において、最も支出割合が多いのが外食で、続いて加工食品となっている。
代表的なものは惣菜で、レトルト食品や冷凍食品も含まれる。これらがなぜ費用が高いかというと、食材の生産者から加工業者まで、多くの人や会社を通じてつくられているから。自分で調理せず、すぐに食事をすることができるため、調理コストを払っているといっていいだろう。
コストの高い食材を多く買っていると、食費を圧迫することになる。食費を見直すときは、調理食品をどれだけ使っているか確認するところから始めよう。
■「ネットスーパー」は優れもの
管理も含めて買い物に便利なのがネットスーパーだ。ネットスーパーでは、合計額を確認しながら購入できるので、予算管理においては優れもの。また、自宅にいながら注文できるため、買い物に行く“時間”の節約や2重買いを防ぐことも可能だ。
ネットスーパーを活用して時間を節約できれば、今まで以上に調理に手間をかけることができる。そうすれば、コストの高い調理食品に頼らない“手作りで栄養のある食事”も実現できるだろう。
食材にかかるコストを意識して、ネットスーパーを賢く利用すれば、食費管理はバッチリだ。
<記事/中村真佐子(マイアドバイザー登録FP)>
金融商品を提供しない独立系FP事務所所属。ファミリー層における家計管理、教育資金などの相談及びシニア層の金銭管理、住み替え、成年後見、介護等の相談、実行支援を得意としている。
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