何が違う? 保険会社の商品とクレジットカード付帯の“海外旅行保険”

保険会社とクレジットカード付帯の違いとは? 入るべき補償項目も紹介する [拡大する]

保険会社とクレジットカード付帯の違いとは? 入るべき補償項目も紹介する

 海外旅行に行くとき、「海外旅行保険に入るべきか」と迷う人は多いはず。クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険もあるが、いざというときに異国の地で十分な補償を受けられるのか心配。そこで、今回は海外旅行保険の必要性や、保険会社の商品とクレジットカード付帯との違い、入るべき補償項目などを紹介する。

■保険会社商品とクレジットカード付帯との違いは?

 外務省の海外邦人援護統計によると、2015年の総援護人数は2万387人。年間の海外渡航者数は1621万3789人だったので、約1000人に1人が海外で何かしらのトラブルに巻き込まれたと考えられる。この数字から見ると、「あまり心配しなくても大丈夫かな?」と感じる人も少なくないと思うが、その1人になってしまった場合、クレジットカードを持っていれば、現地の病院でクレジットカードに付帯している海外旅行保険が使えるかもしれない。補償対象の金額および範囲と支払い方法が異なる場合があるので、旅行に出発する前にクレジットカードに付帯している詳細について確認することをおすすめする。

 それでは「クレジットカードに海外旅行保険が付帯しているから大丈夫」と考える人もいるかもしれない。だが、一般的にクレジットカード付帯のものは、保険会社と個別に契約するものよりも、治療費用や救護費用などの補償額が低額の場合が多い。海外での医療費は高額になる場合が多いため、クレジットカード付帯のものだけでは不足する可能性もある。また「利用付帯」とされていたとき、旅行費をクレジットカードで支払っていないと保険適用とならないので注意が必要。クレジットカードの利用条件を確認して補償が不十分と感じたり不安があるようなら、保険会社の商品を併用するのも手だろう。

■海外旅行保険の加入はどこで?

 海外旅行保険に加入するにはいくつかの方法があるが、大まかには事前に旅行会社窓口やインターネットで申し込むか、空港にある保険会社の窓口や自動販売機で加入するかのいずれかになる。金額的にお得というのはインターネットからの加入。また、事前にインターネットで加入しておけば、自宅出発時から保険適用となるが、自身で契約書を携帯やパソコンにダウンロード、またはプリントアウトすることが必要になる。

 一方、空港にある保険会社の窓口で加入の場合、プランの相談などを対面で窓口のスタッフに相談できるため、安心感がある。契約書も海外旅行保険のサービスガイドとして手渡ししてくれるが、インターネットでの加入に比べてやや割高になることが多く、空港からの適用となるため、自宅から空港までに何かあった場合は適用されない。

■どんな補償項目に入るべき?

 最後に、海外旅行保険の加入時に確認したいのが補償項目だ。多くの海外旅行保険会社の主な補償項目として、現地での傷害・疾病の治療費用、傷害・疾病の死亡や後遺障害、そして、賠償責任、救援者費用、盗難や破損したときの携行品損害、入院一時金、飛行機が大幅に遅れたときに助けてくれる航空機遅延や航空機寄託手荷物遅延費用などがある。

 筆者自身が海外旅行保険に加入するときには、まずは現地でトラブルが起きたら自分を守ることが大切だと考え、傷害・疾病死亡の費用は少ない設定で、その分、治療費用や救援者費用が手厚いものを選ぶようにしている。また、携行品損害や航空機遅延は経験上、起こる確率が高いと考え、これらの補償があるものを選んでいる。

 海外旅行保険の加入の目的は、各々が行く場所や何をするかによって異なるだろう。今回の旅行では海外旅行保険の加入がメリットになるのか、また、補償項目が旅の目的と合っているのか、海外旅行を存分に楽しむためにも、毎回しっかりと確認しよう。

記事/Nana Takeda(ライフスタイル エディター&ライター)
18歳からアメリカに単身留学。帰国後、出版社に入社。ファッション&ライフスタイル雑誌の編集者として海外取材を数多くこなす。独立後は日本を拠点に、年の三分の一以上は海外に滞在し、さまざまな記事を執筆している。

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