1畳分にどれくらい荷物が入るのか？限られた収納スペースを最大限に活かすには

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　荷物の収納に困ってトランクルームを利用するといっても、そのトランクルームにどれだけの荷物が収納できるのか分からなければ、どれを選べばよいのか分かりません。
　せっかく借りたのに、思ったよりも荷物が入らなかったり、予想以上に広くてスペースを持て余してしまったりといったことにならないよう、スペースの規模と荷物の入る量を事前に確認しておきましょう。

　ここでは1畳分のスペースを基準にどれだけの荷物が入るのか、そして、貸し倉庫の限られた収納スペースの活用法について紹介します。

　1畳といって具体的にどれくらいの広さかイメージしにくいと思います。日常生活の中で一番想像しやすいのは、トイレの個室です。
　トイレの個室は0.8〜1畳ほどです。普段利用している個室トイレが少し広くなったくらいのスペースを想像してもらえれば、それが1畳のスペースといってよいでしょう。思っていたより小さく感じるかもしれませんが、荷物の収納スペースとしてはさまざまなものが置けます。

〈1畳のスペースに収納可能な荷物〉
・冷蔵庫
・電子レンジ
・パソコン
・テレビ
・扇風機
・掃除機
・キャンプ用品一式
・ひな人形
・衣装ケース3ケース
・段ボール（よこ50�p×たて40�p×高さ30�p）10箱

　このような荷物であれば1畳スペースに収納することが可能です。中にラックなどを使って書籍やCDを収納する場合は、書籍約2,000冊、CD約5,000枚を収納することができます。その際にキャスター付きのラックを利用すれば、荷物を移動することが容易になるので、通路を作る必要がなくなり、より多くの荷物が収納できます。

　いくらたくさん入るといっても、むやみに荷物を詰め込んでしまっては、スペースが非常に少なくて済みます。
　限られた収納スペースを利用する場合は、荷物の収納を工夫してスペースを最大限に利用できるようにしましょう。荷物ごとの収納術の例を以下に紹介します。

〈布団〉
布団を収納する場合は布団圧縮袋を使いましょう。サイズが小さくなり収納スペースが大幅に広くとれるうえに、布団をカビや黄ばみから守ってくれるため、清潔に保つことができます。

〈棚〉
分解可能であれば分解してから収納しましょう。少し面倒かもしれませんが、しない場合に比べて収納スペースが非常に少なくて済みます。

〈扇風機〉
買ったときの段ボール箱があればその中に収納しましょう。箱型になることでほかの荷物もうえに重ねやすく、収納の効率が上がります。

　段ボールに荷物を詰める際のポイントは「大きい箱には軽いもの、小さい箱には重いもの」です。このポイントをしっかりと守ることで荷物を出し入れするときに自力で持ち運びがしやすくなります。段ボールには入れた荷物の名前を分かりやすいところに書いておきましょう。

　荷物を出す際に、ほかの荷物が散らばってしまわないよう、利用頻度の少ないものは奥に詰めるなどといった工夫をすると、荷物の出し入れも楽になります。トランクルームは収納を工夫すれば小さなスペースでも有効に利用できます。また利用料金も低く抑えられるので、より手軽に借りることができるでしょう。