座席のシミ、汚れの車買取の査定評価

  • 車を買い取りってもらう前の座席のシミや汚れについて

 車のボディやバンパーのキズには敏感であっても、車内の汚れに対してはあまり気にしない人も多いようです。しかし、中古車を購入する側から見れば、車内の汚れはキズと同様にマイナス要素になります。買い取り価格にも大きく響くので注意しましょう。
 ボディやバンパーのキズに対して、車内のシミや汚れを軽視している人は多いようです。車も消耗品であるため、ある程度の汚れは仕方ないのですが、目立つシミや汚れは車買い取り価格に大きく影響します。

 中古車を購入する人にとっては、汚れはキズと同様に気になるポイントです。そのため中古車買い取り業者は、車を買い取った後にシミ抜きやクリーニングをするのはもちろん、ひどい場合にはシートをまるまる交換するということもあります。この費用は当然、買い取り価格から差し引かれます。少しでも高く売りたい場合はなるべく車内をきれいな状態にして査定に出しましょう。
 査定前には必ず車内の状態を確認して下さい。軽度のシミや汚れならば、納車前のクリーニングで消えてしまうため問題ありませんが、査定には少なからず影響します。ウェットティッシュやクリーナーで落ちる程度の汚れならば、事前に掃除しておきましょう。印象が良くなるだけでなく、大切に使っていることもアピールできるので、買い取りアップにつながります。

 対処しづらいのが飲食物による汚れです。ガムやアメの跡がついていたり、コーヒーやジュースのシミがあると、買い取り価格は大幅に下がってしまいます。

(1)ガムの汚れ
 座席にガムが付いた場合、無理にはがそうとするとかえって被害が広がってしまったり、シートの繊維が傷んでしまうことがあります。ガムは冷やすと硬くなる性質があるので、氷を入れたビニール袋を当てて、カチカチにした状態でゆっくりとはがすようにしましょう。

(2)アメの汚れ
 アメがシートにこびりついている場合、シートを傷つけないように削り取りましょう。削りきれなかった部分は、中性洗剤を薄めたぬるま湯をタオルに含ませて、ゆっくりとふき取ります。仕上げに絞ったタオルで乾拭きをしましょう。

(3)コーヒーやジュースの汚れ
 座席にコーヒーやジュースのシミがある場合ですが、漂白剤は使わないほうがよいでしょう。汚れは取れますが、その部分だけ色味が不自然になってしまうためです。まずは中性洗剤や石鹸を溶かしたぬるま湯をタオルに含ませて、そっとふき取りましょう。頑固な汚れにみえても、時間をかけることで、簡単にふき取れることがあります。

 中古車査定の直前に慌ててシートを掃除するということがないように、汚れの対策を普段からしておくことが大切です。シートカバーはもちろん、頭皮の脂汚れを防止するヘッドレストカバー、防水スプレーなど、シミ・汚れを防ぐアイテムは数多く販売されています。汚れは放置すると落ちにくくなるので、汚れたら、すぐに除去することが大切。車内にウェットティッシュを常備しておくと、いざというときに安心です。

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