2014年04月19日 10時00分
株主優待“桐谷さん”伝授! 今こそ狙うべき優待銘柄の見分け方3ヶ条
“株主優待生活”で話題の桐谷広人氏が伝授する、増税時に狙いたい「株主優待付き銘柄の見分け方」3ヶ条とは? (C)oricon ME inc.
消費税8%が実施されて半月が経過。景気の先行きはまだまだ不透明な状況が続きそうだが、そんななかで、投資家たちはどんな条件の銘柄に投資すればいいのだろうか? 今回、オリコン・CS(顧客満足度)ランキングでは、“株主優待の達人”でもある話題の“桐谷さん”こと桐谷広人氏に、増税後の今こそ狙うべき「株主優待付き銘柄」の見分け方を伺った。株価下落に強いと言われる株主優待。1000銘柄以上ある中から狙い目を絞り込むための「見分け方3ヶ条」とは?
その1:配当利回り2%以上の高配当を狙う
銘柄選びの際、配当利回りに注目する桐谷氏。日経平均株価225種の平均配当利回りが約2%である現在、「配当利回り2%以上は高配当銘柄といってよいだろう」と解説。しかし、「銘柄の中には、高配当に見えるが、前回配当を出した後、急激に業績が下がってしまい高配当のように見えるだけ」という場合もあるとのこと。
その2:高配当のわりに株価が安い「割安株」とは
桐谷氏によると、配当のわりに株価が安いために、結果として「高配当銘柄」になることが多いそう。こういった、割安に放置されている“割安株”は、ぜひチェックしておこう。桐谷氏は【PER(株価収益率)15倍以下、PBR(株価純資産倍率)1倍以下】を割安度の指標として用いているという。
その3:10万円以下の安い価格で購入できる
投資初心者がいきなり1単元50万、100万といった高額な銘柄を購入することは、ハードルが高く、大きなリスクも伴うと桐谷氏。まずは「10万円以下で買える銘柄から運用を」とアドバイスした。最初は1銘柄から、慣れてきたら5〜10銘柄を購入する分散投資を推奨している。
上記の3つの要件を満たしている株主優待付き銘柄を、誰にでも簡単に見分ける方法として、桐谷氏はネット証券各社が提供している「企業データ紹介」や「スクリーニング機能」の活用を挙げている。10万円以下の取引なら売買手数料無料というところもあり、投資に不慣れな初心者は、これらのサービスを賢く利用してみてはいかがだろうか。
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