2014年10月18日 10時00分
狙い目は!? 優待王が選ぶ株主優待付きの「高配当株」3選
株主優待でおなじみの桐谷さんこと桐谷広人氏が厳選した「高配当株」3銘柄とは。 (C)oricon ME inc.
「株主優待付き銘柄」は現在1000銘柄以上あり、新規参入や復活企業も増え、まだまだ盛り上がりをみせている。そんな中、どんな基準で銘柄を選べばいいのか悩む人も多いだろう。そこで今回は、優待+利益をしっかり狙いたい人にむけて、株主優待生活でおなじみの桐谷広人氏が注目3銘柄を紹介する。
■利益もしっかり狙いたい! 『高配当株』
まず、優待品だけではなく、利益もしっかりほしいという人は“配当利回り”に注目しよう。日経平均株価が2%弱という点から考えると、「配当利回りが3%以上ある銘柄は高配当」と桐谷氏。ただし株価と配当利回りは連動しており、株価が上昇した場合、配当利回りもその分下がってしまう。相場が活発に動いているときは少し目減りしてしまうので、しっかり確認してから取引しよう。
狙い目1:シーボン(東証1部/4926)
桐谷氏が「株主を非常に大事にしている会社」と高評価している化粧品メーカ。保有期間と保有株式数に応じて、5000円〜2万4000円相当の自社製品を選べる。さらにエステ無料券も付き、美容に関心が高い女性に喜ばれそうな優待品である。
狙い目2:三栄コーポレーション(ジャスダック/8119)
家具や家電、服飾雑貨など幅広い生活関連用品を扱う専門商社。優待内容が変更され、今年から保有数100株以上で優待を受けられるようになった。保有期間と保有株式数に応じてポイントが付与され、自社取扱商品と交換できる。
狙い目3:ウェッズ(ジャスダック/7551)
自動車用アルミホイールを中心とした自動車部品を扱う業界屈指の企業で、配当利回り4%以上とかなりの高配当株。最低購入単元数は100株だが、株主優待は500株以上なので注意しよう。保有株数に応じて3000円〜2万円分のQUOカードがもらえる。
今回紹介した配当利回りのほか、投資予算に優待の使い勝手など、銘柄選びの際に重要視するポイントは投資家それぞれ。ネット証券各社が提供している分析ツールを活用して、自分の希望条件に合う銘柄を見つけてみよう。
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