『月間企業株価変動率ランキング』12月版発表

12月の企業株価変動率ランキング「トップ10」「ワースト10」を発表(オリコンDサイエンス調べ)。 (C)oricon ME inc. [拡大する]

12月の企業株価変動率ランキング「トップ10」「ワースト10」を発表(オリコンDサイエンス調べ)。 (C)oricon ME inc.

 オリコンDサイエンスは先ごろ、企業株価の変動率に注目した『月間株価変動率ランキング』の2014年12月度版を発表した。対前月末と比較して、上昇がみられた銘柄、下落した銘柄をそれぞれ『上昇率ランキング』、『下落率ランキング』形式で紹介。なお、12月度の変動率は11月28日と12月30日の終値で比較している。トップ5とワースト5、各銘柄の変動理由として推測できる要因は以下の通り。

<12月株価上昇率ランキング>
※【上場市場/銘柄コード】銘柄(前月比)の順で表記

1位
【JQS/4777】ガーラ(307.1%)

 オンラインゲーム事業を行う企業。英語圏での「Flyff All Stars」(フリフオールスターズ)の配信など、複数のアプリの海外展開が好材料になったと推測できる。

2位
【JQS/7748】ホロン(171.4%)

 半導体の製造工程で回路パターンが正しく設計されているかを検査する装置を取り扱うメーカーで、iPhone6でも同社の装置が採用されている。独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のベンチャー支援事業として、従来は電子顕微鏡での試料観察の際に真空が必須条件だったが、大気中で実現可能にする真空不要の電子顕微鏡開発を行い、投機筋に注目されている模様。

3位
【JQS/8704】トレイダーズホールディングス(104.8%)

 12月は円相場が121円後半になる場面があり、外国為替証拠金(FX)取引を仲介する銘柄の株価上昇が目立った。急激な円安進行により取引量が増えることが予想されることから、FX取引による収益増加の期待が高まったように見受けられる。

4位
【東1/2904】一正蒲鉾(97.2%)

 水産加工物製造業を行う。東証2部から1部に指定替えとなり、すでに11月から高騰していたが、TOPIXに採用されることが見込まれ人気化したようだ。

5位
【JQS/2134】燦キャピタルマネージメント(78.1%)

 低酸素環境を作り出して魚などの鮮度を保つとされる『ナノクス社』の装置「ナノ・フレッシャー」を海外で独占販売する権利を得ており、それがテレビ番組で取り上げられたことが材料視されたと考察できる。

<12月株価下落率ランキング>

1位
【マザーズ/2150】ケアネット(-50.5%)

 医療系のWEBサイト運営を行う。11月後半にインド企業との業務提携を発表後、連続ストップ高となり急騰したが、12月に入り利益確定売りが先行した模様。

2位
【マザーズ/3394】ネットワークバリューコンポネンツ(-39.4%)

 ネットワーク関連のハード・ソフト販売と、運用・保守を手掛ける企業。特に悪材料と思われることも見当たらないが、12月に入り15日連続で下落。8月頃は1000円台前半で推移していたが、11月に8500円まで急騰しており、その反動が出たのではないかと推測される。

3位
【マザーズ/2929】ファーマフーズ(-36.6%)

 機能性製品の開発・販売、およびバイオメディカル事業を行う。第1四半期の経常損益が1億6200万円の赤字(前年同期は1600万円の黒字)に転落したことが要因か。

4位
【東1/4651】サニックス(-34.4%)

 太陽光発電の買い取り価格が引き下げられるとの報道があり、太陽光発電の施工などを中心とする同社の先行きが懸念された格好と思われる。

5位

【マザーズ/3697】SHIFT(-34.3%)
 ソフトウェアのテストを中心事業とする企業。11月IPO銘柄で、利益確定売が先行した。

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