企業株価変動率ランキング、1月版発表 「フューチャーベンチャーキャピタル」が上昇率1位

1月の企業株価変動率ランキング「トップ10」「ワースト10」を発表(オリコンDサイエンス調べ) [拡大する]

1月の企業株価変動率ランキング「トップ10」「ワースト10」を発表(オリコンDサイエンス調べ)

 オリコンDサイエンスは先ごろ、企業株価の変動率に注目した『月間株価変動率ランキング』の1月度版を発表した。対前月末と比較して、上昇がみられた銘柄、下落した銘柄をそれぞれ『上昇率ランキング』、『下落率ランキング』形式で紹介。1月度の変動率は2014年12月30日と2015年1月30日の終値で比較している。トップ5とワースト5、各銘柄の変動理由として推測できる要因は以下の通り。なお、月末時点で出来高のなかった銘柄はランキングから除外している。

<1月株価上昇率ランキング>
※【上場市場/銘柄コード】銘柄(前月比)の順で表記

1位
【JQS/8462】フューチャーベンチャーキャピタル(229.1%)

 安倍政権が重要政策に掲げる「地方創生」の国策関連銘柄として注目を集めていると推測される。同社は地方のベンチャーに対し、出資先のIPOによるリターンを前提とせずに、出資先の自社株買いなどで回収するファンド設計を行い、実行している。

2位
【JQS/3266】ファンドクリエーショングループ(214.8%)

 ファンド組成・運営などを行うアセットマネジメント事業や不動産投資、企業投資などを行う企業。業績予想として増収増益かつ過去最高益の計画を発表した。また、大和証券と共に、富裕層向けのビジネスに関する業務提携が好感され、急騰したようだ。

3位
【東2/6495】宮入バルブ製作所(196.2%)
 
 ガス容器や各種機器・設備用バルブ類の開発・製造を行う。東京都が2020年に開催する東京オリンピックで、選手村を水素エネルギーで電力をまかなう「水素タウン」として整備することを決定。水素エネルギー関連銘柄で物色されたと思われる。

4位
【マザーズ/3823】アクロディア(195.0%)

 スマートフォンや携帯電話などのモバイルデバイス対し、ソリューション事業を展開する。モバイルバックエンドサービスを「GMOインターネット」と提携展開、スマホアプリ『対戦パズル バトルブレイブ』の事前登録開始、韓国のメッセンジャーサービス『DONTALK』の機能強化・マーケティングシステムの戦略的連携など、スマホアプリ関連のニュースが続き、高値となった様子。

5位
【JQS/6384】昭和真空(146.1%)

 真空装置を製造する「アルバックグループ」で、水晶デバイス製造装置でトップシェアを誇る。2015年3月期の業績予想が、従来予想の4.6倍になったことで急上昇したと思われる。


<1月株価下落率ランキング>

1位
【東1/9204】スカイマーク(-52.9%)

 1月28日に民事再生法の申請が受理されたことが発表され、3月1日付で上場廃止となる見込みになったため、大量の売り注文が出た。昨年のエアバス社に対する違約金問題が取り沙汰され急落した経緯があるものの、JALやANAからの資本提携の報道もあり株価を戻しつつあったところだった。

2位
【JQS/2706】ブロッコリー(-48.2%)

 ゲームソフトやトレーディングカード、キャラクターグッズの企画・制作を行う企業。昨年末にスマホゲームアプリ『うた☆プリアイランド』の配信を再開したが、不具合があったことや目先材料が出尽くした印象があり、決算への警戒から売られた模様。

3位
【マザーズ/9517】イーレックス(-33.9%)

 2014年12月22日に上場した電力小売、電力卸売、電源開発などの事業を行う。上場後間もない銘柄ということもあり、値動きが不安定で1月は大きく値を下げたようだ。

4位
【東1/3166】OCHIホールディングス(-33.7%)

 2014年の大納会でTOPIXに採用された高揚感で大幅高となっており、1月はその反動から株価を元に戻していると推測できる。

5位
【東2/6356】日本ギア工業(-33.0%)

 原発中心の事業を行っており、原発再稼働の動きにより11月に急騰していた。12月はもみ合っていたが1月に入ると株価が下降していった。

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