2014年度『株価上昇率ランキング』 1位は“爆買い”で注目の「ラオックス」

2014年度版『株価上昇率ランキング』の上位10社を発表!(オリコンDサイエンス調べ) (C)oricon ME inc. [拡大する]

2014年度版『株価上昇率ランキング』の上位10社を発表!(オリコンDサイエンス調べ) (C)oricon ME inc.

 オリコンDサイエンスは先ごろ、2014年度版の『株価上昇率ランキング』を発表した。企業株価の変動率に注目し、2014年4月1日の始値と2015年3月31日の終値を比較したうえで、株価の上昇率をもとにランキング化。上位10銘柄を上昇理由として推測できる要因と併せて紹介する。表記は銘柄(上昇率)【上場市場/銘柄コード】の順。

1位
ラオックス(508.3%)【東証2部/8202】
 家電量販店を運営。業績不振により、2009年には中国の企業の傘下に入っていたが、現在は訪日外国人旅行者を対象にした“インバウンド銘柄”の本命銘柄として業績を拡大し、人気化している。2014年8月12日には、通期の連結経常損益を従来予想の2.5億円の黒字から7.2億円の黒字(前期は16.5億円の赤字)と、2.8倍の上方修正したことで一気に注目を浴びた。2015年春節の時期に、中国人観光客によるいわゆる「爆買い」が報道され、再度買い材料となったと思われる。

2位
健康コーポレーション(447.7%)【札証アンビシャス/2928】
 印象的なCMで話題となったトレーニングジム「ライザップ」を展開しており、2014年6月5日の決算説明会以降、CM放映開始とともに業績拡大のスピードが注目された。また、積極的なM&Aも立て続けに行っており、2015年2月には女性向けの衣料品通販を展開している「夢展望」買収の発表で、さらに株価を押し上げたか。

3位
宮入バルブ製作所(413.3%)【東証2部/6495】
 水素エネルギー関連銘柄。2015年1月5日に2020年の東京オリンピックで、都が選手村を水素エネルギーで電力を賄う「水素タウン」として整備することが決定したことで株価が急激に高騰したようだ。

4位
太洋工業(356.2%)【JASDAQ/6663】
 2015年3月9日に、医療用ウェアラブル機器向けの基盤開発を発表し注目される。今後、成長が見込まれるウェアラブル市場での出荷拡大が期待されていると思われる。

5位
アサカ理研(342.0%)【JASDAQ/5724】
 独立行政法人日本原子力研究開発機構(原子力機構)と共同で開発を進めている「エマルションフロー法」を用いて、廃液処理から希少金属類を精製することに成功。これが好材料と捉えられてか、8日連続ストップ高を記録するなど急展開をみせた。

6位
フューチャーベンチャーキャピタル(341.0%)【JASDAQ/8462】
 地方創生の“国策銘柄”として注目を集めた可能性がある。同社は地方のベンチャーに対し、出資先のIPOリターンを前提とせず、出資先の自社株買いなどで回収するファンド設計を実行している。

7位
ミクシィ(333.2%)【マザーズ/2121】
 SNS事業がピークアウトし、社長交代もあって業績低迷がささやかれていたが、スマートフォン向けアプリ『モンスターストライク』が、ガンホーの『パズドラ』に並ぶ大ヒットとなったことで暴騰した。同タイトルは2013年10月のリリース以降、売上への寄与が期待され注目されてはいたが、セールスランキングでパズドラ超えを果たしたことや、2014年5月には営業益前期比20倍、営業利益100億円となる見通しを発表。ガンホーが『パズドラ』で展開した、50倍または100倍とも言われる株価高騰を投資家たちが期待したのではと考えられる。

8位
ゲンキー(332.9%)【東証1部/2772】
 福井県を地盤に、北陸・東海地方にドラッグストアを展開する。ドラッグストア業界が好調であることに加え、16ヶ月連続で前年実績を上回る業績拡大、さらに“地方創生”や“北陸新幹線”といったキーワードも好材料になっていると思われる。

9位
象印マホービン(332.6%)【東証2部/7965】
 数年かけて緩やかに株価が上昇していたが、“インバウンド銘柄”の一つとして訪日外国人の消費とアジアでの売上が拡大。3月30日に15年11月期が過去最高益を更新したことから、翌31日はストップ高となった。

10位
倉元製作所(329.7%)【JASDAQ/5216】
 フラットパネル用ガラス基板の開発・製造を行う。省エネシステム事業に参入しており、マグネシウム電池を使ったスティックライトを開発。2015年3月に国連防災世界会議に合わせて開催されたイベントに出店したため、思惑買いが続いているようだ。

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