2015年05月08日 09時00分

【ネット証券】10社の「特徴&強み」を一挙紹介! 違いを知れば“利点”もわかる

ネット証券各社の「特徴」と「強み」が丸分かり (C)oricon ME inc. [拡大する]

ネット証券各社の「特徴」と「強み」が丸分かり (C)oricon ME inc.

 PCやスマホから「24時間」「割安の手数料」で利用できるネット証券。使い勝手の良さから利用者を増やしているが、一つひとつの企業を見ていくと、それぞれの強みやその証券会社にしかないサービスがある。そこで今回は、各社の特徴と強みをわかりやすく紹介していく。

【GMOクリック証券】
 FX、外為オプション、くりっく365などの取引からスタートした証券会社で、通貨取引関連に強みのあるネット証券。特に取引ツールは、シーンやニーズに合わせて、多種多様なものが簡単にダウンロードできる。また、手数料も割安。FX(店頭取引)、くりっく365、CFD(差金決済取引)などの取引手数料は無料。投信、外国株などの取り扱いはない。

【SBI証券】
 ネット証券最大手。国内、外国株、投信、債券、FXなど幅広い商品ラインナップが魅力。例として、外国株式は、米国・中国はもちろん、韓国、ロシア、ベトナムなど9ヶ国を取り扱うほか、人気の海外ETF(上場投資信託)もある。投信も2000本以上の取り扱いがあり、積立は1本500円からできるので、組み合わせて複数本を積み立てていくことも可能だ。

【松井証券】
 日本株の取引に注力している独自路線のネット証券。最大の特徴は1日の株式取引の約定金額が10万円までの場合、手数料が無料なこと。これは業界でも他に例の少ない注目ポイント。信用取引についても、口座開設後6ヶ月間は1日の約定代金合計30万円までなら手数料無料。投信の取り扱いはない。

【ライブスター証券】
 日本株、FXを中心に取引できるネット証券。どの金額においても取引手数料が割安という点では業界トップクラス。たとえば、現物取引で30万円・50万円なら180円、100万円なら340円、200万円なら600円と金額が上がるほど手数料の安さが光る。値がさ株ほど、効率よく投資のできるネット証券といえる。

【フィデリティ・ダイレクト(フィデリティ証券)】
 世界でも有数のネットワークと歴史を誇る独立系資産運用グループ、フィデリティ・ワールドワイド・インベストメントのグループで、投信に注力したネット証券。運用会社40社の投信350本以上を厳選して取り扱う。各運用会社の投信情報だけでなく、マーケット情報なども逐一アップされており、長期に資産運用したい人向け。

【楽天証券】
 楽天のグループ会社。日本株、外国株、投信、債券、FXなど幅広い取扱商品とサービスが魅力。オンライン・トレーディングツール「マーケットスピード」はアクティブトレーダーなら誰でも利用している人気ツール。楽天グループで利用可能なポイントプログラムや楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」などグループの強みもある。

【マネックス証券】
 99年に創業したネット証券老舗のひとつ。日本株、外国株、投信、債券、FXなど幅広い取扱商品のほか、初心者向けの勉強会、セミナーなどが特徴。毎日メールマガジンで、市況や投資に役立つ情報が配信されているほか、全国行脚で開催されている投資セミナーや松本社長やアナリストによるオンラインセミナーも魅力だ。

【カブドットコム証券】
 三菱UFJフィナンシャル・グループ。ネット証券老舗のひとつで、当初からシステム売買ツールとセキュリティに強みを持つ。逆指値をはじめ、W指値、±指値、リレー注文、Uターン注文など、株価の値動きに自動的に対応して値下がりリスクを最小限にする売買ツールが充実している。

【岩井コスモ証券】
 店頭、電話、ネットの3種類の取引ができる総合証券。日本株、外国株、投信、債券、FXなど幅広い取扱商品があり、外国株式については、古くから米国株式のほか、中国株式、ベトナム株式を取り扱っており、銘柄やマーケット情報も充実している。ネットでは、1ヶ月定額制といったコースもある。

【岡三オンライン証券】
 大手証券・岡三証券のグループ。日本株だけでなく、先物・オプション・FXなど幅広い手数料の安さが魅力。トレーディグツールが充実しており、発注機能に特化した先物・オプション取引専用ツールなどもある。同社独自の投資情報に加え、岡三証券リサーチ部門作成の投資情報も提供されている。

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