投資“未経験者”にオススメ! 知識ゼロでもハマる「体験コーナー」

株式投資体験が実際にできる「マーケット・エクスペリエンス・コーナー」 (C)oricon ME inc. [拡大する]

株式投資体験が実際にできる「マーケット・エクスペリエンス・コーナー」 (C)oricon ME inc.

 日本最大の金融取引所「東京証券取引所」(以下、東証)の意外な“観光名所”ぶりを大人の社会科見学として紹介する同特集。前回は、東証のメインでもある「マーケット・センター」の見どころを解説した。第3回目の今回は、“株式投資体験”が実際にできる「マーケット・エクスペリエンス・コーナー」を紹介する。投資初心者や未経験者にも楽しめる場所なので、ぜひみてもらいたい。

■知識がなくても楽しめる! 白熱必死の「投資体験」

 マーケット・エクスペリエンス・コーナーは、架空の所持金を元手に、架空銘柄の売買体験ができるコーナー。投資に関する知識がなくても、パソコンの基本操作さえできれば誰でも参加できる。時間は約30分で、一度に最高36人での同時対戦が可能。

 体験内容は、1000万円を元手に「自動車会社」「銀行」「ガス会社」の3銘柄を売り買いしながら、自分の資産を増やしていくというもの。ゲーム終了時には、同時対戦した人たちの中で、資産総額の高い順に順位付けされる。

 資産を増やすためには、業種や会社の特徴を考え、画面上で刻々と変化する株価を見ながら、ときどき発生する出来事やニュースに注意し、タイミングを図って売買する必要がある。仮装取引とはいえ、スピーディーで正しい投資判断能力が要求されることもあり、短期間で投資の魅力を肌で味わうことができる。

 とはいっても、体験自体は、売買操作を行うだけのものなので、特別難しいことはない。投資知識が皆無でも戸惑うことなく、十分楽しめる。もちろん、投資に詳しい人が、自分の知識をフル稼働させて真剣に取り組めば、それなりの手応えを感じられるかもしれない。

 そもそも、1000万円の現金を使って自由自在に投資することは、まず経験できない。どんなに損をしても、ここなら笑って済むので、大胆に売買を楽しんでみるのがおすすめだ。

■実際に6人で体験! 結果やいかに…!?

 今回、こちらでも投資経験豊富な者から全くの初心者まで、あわせて6人で体験。

 いったんゲームが始まると、それぞれの株価が変動するたび、自分の利益や損失額が逐一画面に現れるので、気を抜くことができない。仮想取引とはわかっていても、自分の資産が秒単位で増えたり減ったり、というのを目の当たりにするのはスリル満点だ。

 特に、ニュースが流れると株価は乱高下し、好調だと思っていたら銘柄が突然暴落、また逆も起きる。資産額の増減に一喜一憂したり、無言になったりと人それぞれの反応ながら、気が付けば全員夢中に。約30分の体験時間はあっという間だった。

 ということで、最終結果。6人とも損失は出さずにホッとしたものの、1位と6位とでは270万円近くもの差がついてしまった。

 なるべく複数で参加すれば、順位を競ったり、資産額の差を比べたりできるので、盛り上がること請け合いだ。投資の面白さと難しさを実感できるこの体験は、一度やってみることを強くおすすめする。

■1400万円を超えれば「NO.1」になれるかも

 このプログラムは、仮想取引とはいえど、ある程度正しい投資判断ができれば、それなりの利益は上げることができるそうだ。逆に、正しい投資判断ができないと損失が出てしまう。自分自身の投資判断力をある程度知っておいて、これからの株式投資に活かしてみてもよさそうだ。ただし、ここでの成績がいいからといって、実際の株式投資が常にうまくいくとは限らないので、その点は肝に銘じておきたい。

 歴代1位の資産金額の記録は、1400万円台であるとのこと。1300万円を超えることも珍しいそうで、このくらいのレベルになれば、投資に関してかなりの力量があるといえるそうだ。投資判断に自信のある人は、ぜひ記録更新にも挑戦してみてほしい。

■大人より子どもが夢中!? 投資を知るいいきっかけにも

 ちなみに、このプログラムを体験できるのは大人だけではない。中学生や高校生の参加も多いという。特に中高生はクラスメイトと同時対戦することも多く、大いに盛り上がるとのこと。また、ここでの体験をきっかけに、投資に興味を持ったり、起業を考えたりする生徒もいるそうだ。子どもの興味や視野を広げる意味でも、長期休みなどを利用して体験させてみるのもいいだろう。

 体験プログラムのシナリオは、2年に1回くらい変わるとのこと。体験内容は、一般向けのほか、中学生版2種類と英語版もある。体験時間は1日5回設定されているが、団体予約などで席がない場合もあるので、見学前に電話で問い合わせた方がいいだろう。

 次回第4回では、東証の歴史がわかる貴重な史料が展示されている「証券史料ホール」について紹介する。

(記事/川口沙織)

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