2015年06月24日 08時30分

“優待王”桐谷氏、優待生活は「農業と同じ」 持論で魅力紹介

サッカーJ1・川崎フロンターレの本拠地・等々力競技場でトークイベントを行った桐谷広人氏 (C)oricon ME inc. [拡大する]

サッカーJ1・川崎フロンターレの本拠地・等々力競技場でトークイベントを行った桐谷広人氏 (C)oricon ME inc.

 株主優待生活で一躍時の人となった“桐谷さん”こと桐谷広人氏が20日、サッカーJ1・川崎フロンターレの本拠地・等々力競技場でトークイベントを行った。

 株主優待株を約500銘柄保有し、毎日の食事のほか、身の周りのものもほとんど優待券でまかなう桐谷氏は、同日集まった川崎のサポーターに対し、「株主優待とは、企業が配当以外にくれるプレゼントみたいなもの」とわかりやすく解説。

 さらに、リスクもある投資に対しての重圧について聞かれると、「株主優待生活は、種をまいて何ヶ月後に収穫するという農業のようなものなので、プレッシャーはない」と自身の行う中長期投資を推奨。一方、短期的に値上がり益を狙う投資については「猛獣狩りのようなもの」といい、「猛獣を相手にすると危険を伴うので、プレッシャーはつきもの」と持論を展開した。

 また、これから株を始める人に対しては「無料で口座開設ができるネット証券がオススメ」とアドバイス。さらに、口座を持つことで「売買しなくても、投資に関連する情報が得られるので、楽しむことができる」とし、「これからはお金に働いてもらうことが大切。数万円の余裕資金があったら、優待株を1銘柄買ってみては」と少額からの優待生活を勧めていた。

 当日はイベントのほか、川崎と松本山雅戦のハーフタイムに、フロンターレのユニフォームを着て、ママチャリで等々力競技場陸上のトラックを一周。自転車で疾走する桐谷氏に、両サポーターから大きな声援が送られていた。

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