2015年12月28日 08時30分
人気ブロガー・rika、今年の優待総まとめ! おいしかった「新設優待ベスト3」!
ブロンコビリーの優待券(画像はイメージ、変更の場合あり)
今年も残すところあと1週間ちょっと。優待を振り返ると、優待新設をした企業は100社を超え、上場企業1200社以上が優待を実施。まさに、“優待バブル”にふさわしい一年となりました。
そこで、500社以上の優待を取得する“人気優待ブロガー”のrika氏に、今年1年を振り返ってもらい、独自の切り口で“優待総まとめ”として、目立ったトピックを3回にわけて熱く綴ってもらいます。
これまで第1回では「うれしかった優待品」や「長期優待」について、第2回目では「うれしかった優待変更」、「がっかり三銘柄」などを紹介。ラストとなる今回は、「おいしかった新設優待ベスト3」やrika氏目線の「株三大ニュース」などを挙げてもらう。
500社以上の優待を持っているからこそわかる「リアルな意見」は、必ず優待選びのプラスになるだろう!
▼「おいしかった」新設優待ベスト3
今年新設の優待でおいしいもの色々いただきましたが、我が家で好評だったベスト3を紹介します。
【1】大冷(東証2部/2883)の「骨なし冷凍魚」
調理も楽ですごくおいしかった。
【2】オリックス(東証1部/8591)の「スナッフルス菓子詰め合わせ」
来年も選択肢に残ってほしい。
【3】クロップス(東証1部/9428)の「明宝ハム」
高くてめったにいただくことがないので、色々な種類を満喫しました。来年も選択肢に残ってほしいです。
また、優待を初めていただいたので、お店に食事に行った場所も多かったです。鳥貴族(東証2部/3193)は株友とのオフ会で利用。エー・ピーカンパニー(東証1部/3175)は夏の山陰旅行の夕食で初めてお店にいきましたが、店員さんの対応がとてもよくて、食事もおいしく夫と共に大満足でした。
そのほか、SFPダイニング(東証2部/3198)も優待新設当時は東海地方にお店がなくて、使えないとガッカリでしたが、「磯丸水産」がオープンしてくれてランチにいきました。
どのお店もおいしかったです。
▼1000株から100株に「単元変更」銘柄
今年は、単元を変更した企業も多かったです。日本KFCホールディングス(東証2部/9873)をはじめ、フジッコ(東証1部/2908)、京都ホテル(東証2部/9723)、フジ日本精糖(東証2部/2114)などは100株単位になり、それぞれ100株優待の新設もしてくれて、うれしい企業でした!
ケンタッキーでおなじみの日本KFCホールディングスは、以前からずっと株主になりたかったですが、金額が大きくてなれなかっただけに、非常にうれしいです。来年優待をいただく予定です。
そのほか、サガミチェーン(東証1部/9900)やシノブフーズ(東証2部/2903)なども100株単位になっていますが、優待はまだ1000株から。こちらの企業もいつか少額でもいいので100株優待が新設してくれないかと日々期待中です。
▼分割した銘柄も多数!
単元変更もそうですが、今年はいつになく分割も多かった気がします。分割の発表があると気になるのが、その後の優待内容について。
今まではペッパーフードサービス(マザーズ/3053)やマニー(東証1部/7730)のように3分割した場合、優待も300株以上からとする所が多かったのですが、ブロンコビリー(東証1部/3091)や内外トランスライン(東証1部/9384)のように、新たに100株基準を作る企業もあり、分割してもそのまま据え置きという太っ腹企業もいくつかありました。
傾向としては12月銘柄が多く、クックパッド(東証1部/2193)、ゲンキー(東証1部/2772)、ホットランド(東証1部/3196)、U-NEXT(マザーズ/9418)、MonotaRO(東証1部/3064)などがあります。
そのほか、ジーフット(東証1部/2686)、日本管財(東証1部/9728)、ヨシックス(JASDAQ/3221)、ヤマシンフィルタ(東証2部/6240)などは、分割後もすべて100株優待の内容はそのままになっており、前回よりも買いやすい値段になっています。
▼rikaの株三大ニュース
最後の最後におまけとして、私の株三大ニュースを取り上げます。一年を振り返ったときに思いついたものを紹介します。
【1】漏えい事件
今年は優待株でも「漏えい事件」がいろいろありました。ベネッセホールディングス(東証1部/9783)が有名なところですが、サンリオ(東証1部/8136)、ゴルフダイジェスト・オンライン(東証1部/3319)などもあり、私はサンリオで変なメールが到着し、お詫びの品をいただきました。今後、企業の方々には気を付けてほしい問題の一つです。
【2】一番大きな割引となった優待
今までで一番優待券で大きな割引をしてもらうことになったのが、AOKIホールディングス(東証1部/8214)。来年に息子が挙式予定なのですが、式場として決まったのが「アニヴェルセル」。「どこかで聞いたような…」と思っていたら、AOKIホールディングス運営する式場で、「優待券がある!」と利用することになり、10万円引きとなりました。なかなか使えない優待券で、初の利用となりました。
【3】マイブームとなった「先回り投資法」
今年、マイブームだったのが「先回り投資法」です。まだ優待を新設していない企業の中から、優待を出してくれそうな企業を発表前に先回りするものです。小さなドキドキ感があって、実際に発表があった日は小躍りしちゃいました。今年は10社以上保有株から優待の発表がありましたが、なかでもオカダアイヨン(東証2部/6294)、大冷(東証2部/2883)、綿半ホールディングス(東証2部/3199)、海帆(マザーズ/3133)などは、先回りが実際に当たり、うれしかったです。
ほかにも優待発表や東証1部昇格を期待して保有している銘柄がいくつかあり、来年もうれしい発表がたくさんあるといいなと思います。
<記事/rika>
東海地方在住の40代主婦。2002年から優待投資にハマり、飲食から生活用品、遊びまで、優待を活用した生活をブログ『毎日優待三昧 rika』(http://d.hatena.ne.jp/yuutaizanmai/)で紹介中。株主総会やIRも積極的に参加。現在は500社以上の優待を取得。
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