イデコ 口座開設までは約2ヶ月! 申し込み時に注意したい「書類の不備」

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イデコ申込用紙 記入漏れに注意しよう

 個人型確定拠出年金(愛称「iDeCo」イデコ)に加入する金融機関を決めたら、申し込み手続きを始めよう。ただし、イデコへの加入が完了するまでには1ヶ月以上も時間がかかり、すぐにスタートができない。特に転職や退職などにより、移管まで期限が迫っている場合などは、早めの準備が肝心だ。今回はイデコの申込方法や、その際の注意点などを解説する。

■まずは申し込み用紙を取り寄せる

 申込用紙は加入を希望する金融機関から取り寄せる。このとき、あらかじめ国民年金の被保険者区分を申告して専用の用紙をもらう場合と、すべての被保険者区分の用紙がまとめて送られてくる場合がある。まとめて送られてきた場合、自分の区分に合った用紙をしっかり確認しよう。用紙の一番上に「個人型年金加入申出書(第○号被保険者用)」と記載がある。

 なお、会社員や公務員は「事業主の証明書」も送られてくるため、勤め先に記入を依頼しよう。

■記入漏れや間違いが多い注意項目

 申込用紙を記入する際、特に注意が必要な4つのポイントを以下にまとめた。今回は会社員など「第2号被保険者用」の申込書を例に挙げる(図表参照)。

(1)被保険者区分
使用する申込用紙に記載されている被保険者区分が、自分に該当するかどうか確認しよう。

(2)基礎年金番号
会社員で年金手帳を勤め先に提出している場合は、番号は事前に調べておこう。

(3)掛金引落口座情報
掛け金の引き落としにネット銀行や一部の金融機関は指定できない。詳細は同封されている「手続き案内」に書かれているので確認しよう。

(4)毎月の掛金額
申し込み時に掛金額を設定しないと口座開設できないため、必ず記入しよう。記入欄が目立たない箇所にあるせいか、意外と書き漏れが多いようだ。

 上記項目を含め、記入後は全記入欄の見直し確認をしてから申し込もう。

■口座開設まで約1〜2ヶ月かかる

 無事に申込用紙を提出しても、すぐに積み立てをスタートできるわけではない。口座開設まで、およそ1〜2ヶ月ほどかかると言われている。これは、イデコを取りまとめている国民年金基金連合会で、希望者一人ひとりの条件確認を行っているためだ。

 ある受付窓口の金融機関で話を聞いたところによると、申し込みが殺到した2016年末から2017年はじめは、受付窓口となる金融機関での事務処理が追いつかなかったことも一因だったようだが、国民年金基金連合会での審査は加入希望者の数に関係なく時間がかかるそうだ。

■注意ポイントを押さえ、スムーズに手続きを

 受付窓口の金融機関で不備が見つかれば数日で連絡が来るが、国民年金基金連合会での審査で不備があった場合、返送や再提出のやりとりで余分に時間がかかってしまう。そのような事態にならないためにも、提出前にはしっかりと確認を取って、漏れやミスを防ぎたい。申込用紙を提出してから審査完了の知らせが届くまでの期間も考慮して、加入を決めたら早めに対応しよう。

(マネーライター・永井志樹子)

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