チェックしておきたい「投資信託」の2つの手数料

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投資信託を検討する上で重要な2つの手数料とは?

 最近は、ネット証券などから1ヶ月100円や500円程度の小さな金額で「投資信託」の積み立てができるようになった。「それくらいの金額なら始めてみようかな」と考えている人もいるだろう。そこでポイントをおさえておきたいのが、投資信託を購入するときの「手数料」だ。大きく分けて2つの手数料があることをご存じだろうか。今回は、2つの手数料で知っておきたいポイントについてお伝えしよう。

【1】“買うとき”の手数料

 ひとつは、買うときにかかる手数料「販売手数料」だ。投資信託の購入金額に対して、パーセントで表示される。0%(無料)のこともあれば、高いものは3.24%ほどかかる場合も。この金額は、あらかじめ金融機関ごとや、投資信託ごとに決められている。

 例えば、投資信託を1万円買うときに、販売手数料が無料なら、買うときの手数料は0円。しかし販売手数料が3.24%なら、1万円×0.0324=324円かかるというわけだ。この差は結構大きい。

 販売手数料が無料のものは、“ノーロード”とも呼ばれる。同じ投資信託Aを買う場合でも、販売する金融機関によって異なり、極端な話では販売手数料がa証券では0円だが、b証券では3.24%という場合もある。手数料は金融機関のHP等に掲載されているので、買いたい投資信託がある場合は、いくつかの金融機関で販売手数料を比べてみてもよいだろう。

【2】“持っている間ずっとかかる”手数料

 もうひとつは、投資信託を持っている期間ずっとかかる手数料「信託報酬(または運用管理費用ともいう)」だ。もしこれが年率1.5%の投資信託の場合、1年間で1.5%分の手数料が毎日差し引かれることになる。つまり、1.5%÷365日=約0.0041%の手数料が、資産から毎日差し引かれる。投資信託を10万円分持っているとすると、10万円×0.0041%=4.1円なので、毎日4.1円手数料を差し引かれているイメージだ。

 販売手数料なら、買うときの1回で済むが、信託報酬は投資信託を持っている間ずっとかかるので、10年、20年と長期間保有する場合、大きな金額となるので要注意だ。

 このように、2つの手数料は、投資信託を検討する上でとても重要だ。似たようなタイプの投資信託であれば、手数料を比較して安い方を選ぶ方が、最終的に資産が増える可能性が高くなる。特に、販売手数料よりも、信託報酬をしっかりチェックしておく必要があるだろう。投資信託を買うときは、ついキャンペーンや投資信託の名前などに注目しがちだが、自分の資産の増え方に大きな影響をおよぼす「手数料」も重要だ。しっかり確認しておこう。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。2児の母。これまでに1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材を行うほか、女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修なども行っている。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。公式サイト:http://www.nishiyamamiki.jp/

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