手数料の安さが魅力!「ネット証券」と「店舗型証券」の違いとは?

  • 【画像】ネット証券 手数料比較

 インターネット経由で株取引を行うことができる「ネット証券(インターネット証券会社)」は、1998年の松井証券を皮切りに次々とサービスがスタートし、その手軽さによって投資家の裾野を拡大させました。今や、個人投資家の株取引額のほとんどがインターネット経由であるといわれています。

 今回はネット証券のメリットのひとつである手数料の安さ、「店舗型証券」との違いなどについてご紹介します。

ネット証券とは?

 ネット証券とは、インターネット専用の証券会社が提供している、オンラインで株取引ができるサービスのこと。インターネット上に店舗があるイメージです。実際の株取引はもちろん、株価やチャート、企業情報の閲覧といった情報サービスもすべてネット上で受けることができますので、忙しい現代人にとっては非常に利便性の高い取引のスタイルだといえるでしょう。

 一番の特長は、インターネット環境さえあれば、原則いつでもどこでも取引ができることです。PCだけでなく、スマートフォンからでも24時間、取引が可能です。初心者にもハードルが低くて手軽なため、株取引の主流は店舗型からネット証券へと移行しています。

店舗型証券とネット証券の違い

 株取引を始めるにあたって、店舗型証券とネット証券、どちらで口座を開設すべきか悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。ここでは、店舗型証券とネット証券がどう違うのかをご紹介します。

1. 手数料
・店舗型証券
 株などの売買取引を注文する場合は、証券会社の店頭に足を運ぶか、営業担当者に連絡して発注する。

・ネット証券
 人を介さず、すべての売買をネット上で完結することができる。インターネット経由で株式等の売買注文が行えるので、店舗の維持費や人件費を抑えることができ、売買手数料が店舗型証券にくらべて安い。

2. 入金方法
・店舗型証券
 株の売買取引を行うためには、株を購入するための代金と売買手数料を合わせた概算額を証券会社の口座に入金しておく必要がある。店舗型証券会社のメリットは、店舗で口座をその日に開設でき、必要な資金を入金すれば、株取引がスタートできます。
 
 毎回店舗に行く手間を省くなら、口座を開設したときに、証券会社から送付される書類に記載された口座番号を確認し、銀行の窓口やATMから振り込む。または、予め振替元の口座を指定しておき、電話等で指示することによって即座に証券会社の口座に振替入金できるサービスを実施している証券会社もあります。

・ネット証券
 提携先金融機関のネットバンク口座があれば、振込手数料無料で24時間、即時入金が可能。リアルタイムで買い付け余力(当日買付可能な資金の上限)に反映されるので、取引のチャンスを逃さずに済む。

ネット証券のメリット・デメリット

 良いことずくめのように見えるネット証券ですが、デメリットがないわけではありません。メリットばかりに目を奪われることなく、デメリットもしっかり把握した上で選ぶようにしましょう。

<メリット>
 ネット証券の最大のメリットは、ネット環境さえあれば時間や場所を問わず、いつでも株取引を行えることです。証券会社の店舗に足を運んだり、営業担当者に電話をしたりする必要がないので、仕事が忙しい人や、育児や家事の合間に資産運用したい人なども、ちょっとした空き時間を利用して取引きできるというネット証券のメリットは非常に大きいでしょう。

<デメリット>
 一方のデメリットは、基本、インターネットでの取引のため、取引においてわからない点を聞くことができないということが挙げられます。「相談しながら資産運用をしたい」「新規上場する銘柄などの情報が入ったら教えてほしい」という人にとっては、ネット証券の手軽さがデメリットになる面もあるでしょう。また、IDやパスワードなどの管理にも注意が必要です。同じパスワードを使い回さないようにするなど、セキュリティーに気を配りましょう。
 安い手数料で取引でき、時間や場所にとらわれない売買を行いたいのなら、ネット証券がベストな選択だと考えられます。ただし、相場情報の真偽を判断するのも、売買の決断をするのもすべて「自分」です。じっくり比較・検討して、自分のライフスタイルに合った証券会社を選びましょう。