ドレスでここまで違う! デザイン別ブライダルエステの施術ポイント
■ウエディングドレスのタイプ一覧
デザイン | 特徴 |
Aライン | アルファベットの「A」の字のように、ウエストから裾に向けてスカートが広がるデザイン。 |
プリンセス | 上半身はからだにフィットするように締まり、ウエストから下がふんわりと広がったデザイン。 |
マーメイド | 上半身から腰、ヒップ、膝までフィットした、からだのラインがくっきりと出るデザイン。 |
エンパイア | バスト下に切り返しがあり、そこから直線的に裾に向けて落ちていくデザイン。 |
スレンダー | ボディラインに沿って細くストレートに落ちるようなデザイン。 |
ミニドレス | スカート部分がひざ上でカットされているキュートなデザイン。二次会用としても人気。 |
白無垢 | 江戸時代からつづく、日本伝統の花嫁衣装。白は、汚れのない神聖な色で「嫁ぐ家の家風に染まります」という決意を表す。 |
ドレスのパターンを理解したら、次はデザインごとに重点を置くべき施術箇所をチェックしましょう。例えばウエストや下腹のお肉がきになる方は、目立ちにくくなるAラインやプリンセスがオススメ。妊婦さんならエンパイアが主流です。このほか、マーメイドやスレンダーは体のラインがくっきりと出るので、痩身に気合が必要だったり、一方、白無垢ならほとんど露出はありません。
下記の表では、露出の高い部位はケアの必要度が高いと判断して「必要=◎」、「受けた方が良い=○」、「特に必要ない=△」として表しています。
■ドレス別・エステポイント早見表
【フェイシャル】 | 【首・デコルテ】 |
古い角質の除去や、ニキビ跡のケアなど、自分に合ったメニューを組みましょう。 | 首からデコルテは、ウエディングドレスに一番映える部位。トリートメントで、すっきりと磨いていきましょう。白無垢の方の場合、基本的にデコルテは出しませんが、首まわりやうなじは映える部位なので、産毛などのシェービングを忘れずに。フェイシャルと分けてメニュー化しているサロンが多いので、要確認を。 |
【背中】 | 【バスト・ウエスト・下腹・ヒップ】 |
ドレスによっては大胆に露出する部位。なかでも、背中ニキビのケアは非常に大切で、多くのエステサロンでは、ニキビケアと産毛のシェービングはセットになっています。 | 大きく露出する部分ではありませんが、タイトなドレスを着る場合には、シルエットの決め手に。 |
【二の腕・ハンド】 | 【脚】 |
二の腕は、長袖以外のほとんどのドレスで露出する部位。スクラブやマスク、トリートメントを行い、痩身と美肌ケアを。二の腕の内側などにある見えない産毛も、シェービングでつるつるにしていきます。 | ミニドレスで露出する部位。どれだけ細い脚でも、カサついた肌だと台無しなので、まずは保湿を行います。サロンによっては、パックやゴマージュも施術。さらにスリミングを行って、ドレスが映えるよう足首をきゅっと引き締めていきます。そして欠かせないのがシェービング。ふくらはぎの裏やひざの裏、ももなど、セルフケアでは難しい部位をブライダルシェービングで! |
■まだまだある! ブライダルエステのメニュー
メニュー1:アーユルヴェーダ痩身
痩身(スリミング)の技術には多種ありますが、ブライダルで人気なのがこのアーユルヴェーダ痩身。自然由来のオイルをつかい、からだのリンパに沿って、オールハンドでマッサージしていきます。マシン痩身とはちがってすべて人の手で行うので、式の準備で忙しい花嫁さんの心も癒してくれます。
メニュー2:マタニティエステ
安定期に入っていて、お医者さんの許可が降りれば、妊婦さんでもブライダルエステは受けられます。マシンをつかった施術は赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるため、マタニティエステでは、やさしいボディマッサージや、オールハンドのフェイシャル、シェービングなどを行っていきます。