【財テクナビ】FXで利益を狙う「スワップポイント」って?

FX初心者はもちろん、上級者も狙う「スワップポイント(スワップ金利)」とは? (C)oricon ME inc. [拡大する]

FX初心者はもちろん、上級者も狙う「スワップポイント(スワップ金利)」とは? (C)oricon ME inc.

 異なる2国間の通貨を売買するのがFX取引(外国為替証拠金取引)。外貨を安く買って、高くなったら売るというのが特徴だが、この価格差以外でもFXで利益を得られる方法が「スワップポイント(スワップ金利)」を狙う取引だ。FX初心者なら、まずはこの仕組みを理解しておこう。

■スワップポイント=2種類の通貨の金利差

 通貨の金利は、その通貨を発行している国の金融政策や経済状況、その国の信用などによって決まるため、金利の高い通貨もあれば、低い通貨もある。

 この2種類の通貨の金利差を「スワップポイント(スワップ金利)」といい、金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買うと、その金利差に相当するスワップポイントが受け取れる仕組みだ(金利の高い通貨を売り、金利の低い通貨を買う場合はスワップポイントを支払う)。

【例:日本円を売ってニュージーランド(NZ)ドルを買うと?】

(1)金利が0.1%の日本円を売って、金利が3.5%のニュージーランド(NZ)ドルを買うと、3.5%−0.1%=3.4%の金利差が発生する。

(2)1NZドル=90円で1万NZドルを買って1年間保有したとすると、スワップポイントは90万円×3.4%=30,600円で、1日あたり約83円の金利が受け取れる。

(3)FXにおけるスワップポイントは、「毎日受け取れる金利」といえる。

 日本は2015年1月時点でわずか0.10%という低金利だが、他国に目を向けると、失業率が高いイギリスでさえ0.50%を超えており、豪州は2.50%以上、さらに南アフリカ共和国に到っては5.00%を超えている。通貨が異なると、その金利もかなり異なる。

 超低金利で、銀行の定期預金ではいくらも利息が受け取れない日本の現状に比べれば、かなりの高金利だといえる。ただし、「高金利国の通貨を買おう!」と意気込む前に、政策金利等によってスワップポイントは日々変化しているので注意が必要であることも忘れずに。

■FX会社により異なるスワップポイント

 FX初心者が覚えておきたいポイントとして、「実際にFX会社を通じて取引する際には、金利差をそのまま受け取れるわけではない」ということ。

 スワップポイントは、政策金利を元に、FX各社がそれぞれに決定。これは実質的な手数料ともいえ、スワップポイントを狙った取引をするなら、少しでもスワップポイントが高い会社を選んだほうが有利だといえなくもない。

 ただし、原則としてスワップポイントは毎日更新され、必ずしも毎日同じ金額になるとはかぎらない。また、祝日が連続するなどした場合など、スワップポイントがつかない日もある。

 また、同じ通貨ペアでも、会社によってかなり差があり、スワップポイントが高くても、その分スプレッド(売値と買値の差)が広い(高い)ということもあるなど、スワップポイントだけでFX会社を判断できるわけではない。さまざまな角度から総合的に検討して、ぜひ自分の取引スタイルに合ったFX会社を選んでほしい。

制作協力/株式会社マイト

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