【住宅ローン】知っておくべき3つの鉄則 借り換えのポイントは?

住宅ローンを計画的に返済していくためにも、利用前に3つの鉄則を覚えておこう [拡大する]

住宅ローンを計画的に返済していくためにも、利用前に3つの鉄則を覚えておこう

 住宅ローンの返済は長期にわたる。そのため、返済中に子どもが成長して出費が増えたり、または世帯そのものの収入が減るという事態も起きるかもしれない。だからといって返済が滞ってしまうと、住宅ローンの債権が保証会社に移ってしまい、自宅を売却することにもなりかねない。そこで今回は、万が一返済不能になる前におさえておくべき鉄則を3つ紹介する。

【鉄則1】組む前に手取りで負担率をチェック

 住宅ローンを組む際に重要なのは、「いくら借りられるか」ではなく「いくらなら無理なく返せるか」だ。銀行は年収で審査するが、現実的に考えれば、手取り収入で無理なく続けられる金額でなければ家計は厳しいだろう。

 家計の管理をアドバイスするFPの立場からみると、毎月の返済額は手取り収入の30%以内が鉄則。また、マンションを購入する場合は、管理費や修繕費、駐車場などの諸費用を見落としやすい。ローン返済額にこれらの費用が上乗せされても問題ないかどうか検討すべきだ。

【鉄則2】低金利への借り換えで返済額を減らす

 借り入れ後は、金利が低い住宅ローンへ借り換えるのが鉄則。これにより毎月の返済額を減らすことができれば、総返済額も少なくすることが可能だ。

 一般的に、(1)ローン残高1000万円以上 (2)返済期間が残り10年以上 (3)借り換え前との金利差が1%以上などの条件を満たしていれば、借り換えのメリットはあるといわれている。保証料などの諸費用負担を考慮した上で、本当にメリットがあるかどうか、金融機関でシミュレーションしてみよう。

【鉄則3】保障に対する知識を身につける

 住宅ローンの保障といえば、団体信用生命保険。これに加入していれば、名義人に万が一のことがあった際、ローンは完済され、マイホームは遺された家族に残る。もし、すでに加入している死亡保障に住宅ローンの債務分が考慮されているなら、それは余分な保障。減額すれば、保険料の節約になる。

 返済が厳しくなるのは、働けなくなったときも同様。会社員であれば、健康保険から傷病手当が給付されるが、給付日数には期限があるため、就労不能の際の対処方法は準備しておきたい。例えば、「就労不能保険」への加入や配偶者の就労が考えられるだろう。

 住宅ローンは、返済が厳しい状況になってからでは手の打ちようがない。金融機関には、返済額の減額および借入期間の延長といった条件変更の相談窓口もあるが、本当に厳しくなる前に、有利な条件への借り換えや家計の見直しを実践してほしい。

<記事/江原さとみ>
ファイナンシャル・プランナー、FPオフィスなでしこ代表(http://www.fp-nadesiko.com/)。システムエンジニアとして働きながらFP資格を取得。その後の証券会社や生・損保代理店での勤務経験を活かし、セミナーや執筆、個人相談など積極的に活動している。「お金の話を身近に、わかりやすく」がモットー。

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