「民間住宅ローン」と【フラット35】は何が違う? 比較でわかる特徴の違い

「民間住宅ローン」と【フラット35】は何が違う?

 住宅ローンを借りるときに、多くの人が検討するのが、「民間住宅ローン」と【フラット35】だろう。民間住宅ローンについてはある程度想像できるだろうが、【フラット35】については、詳しく知らない人もいるはずだ。そこで、今回はこの2つがどのように違うのかを詳しく紹介していこう。

■ローン審査の違いは? 大きく違うその内容とは…

 まずは両者の審査の違いを見てみよう。見比べてみると、それぞれ大きく違うことが明らかだ。なぜ違うのかも理解できるだろう。

▼民間住宅ローン
傷病歴のある人に融資されにくい

▼【フラット35】
保証料もゼロ

 民間住宅ローンは、変動金利(半年型)や3年固定、5年固定といった短めの当初固定金利型の商品が主力だ。また、万が一、返済が滞った場合のために、保証会社への保証が必要になる。

 保証会社には、借り入れ時に数十万円の保証料を払うのが一般的だ。さらに、契約者に万一のことがあった時のために、団体信用生命保険(=団信)に加入する必要がある

 そのため、傷病歴がある人は団信に加入できない場合があり、民間住宅ローンの融資を受けられないこともあるのだ。ただし、団信特約料は金利に含まれているので、毎年特約料を別途払うという負担はない。

 【フラット35】は、もともと住宅購入を支援する意味合いを持つ住宅ローンだ。それだけに、物件価格の10割まで借り入れができる点も、手持ち資金の少ない人にはうれしいサービスといえるだろう。

 また、住宅購入を支援するという意味では、借り入れ時の保証料がかからない点もメリットの一つだ。数十万円分の初期費用が浮くことになる。

 団信については、必須加入というわけではない。したがって、万が一、傷病歴等により団信への加入が断られたとしても、それが理由で融資自体を断られることはない。もし団信に加入するなら、特約料は年に1度、ローン残高に応じて支払うことになる。とはいえ、団信は契約者に万が一のことがあると遺された家族に負担がかかるので、できれば加入しておいたほうがベターだ。

■「変動金利型」と「全期間固定金利型」の違いは?

▼民間住宅ローン
変動金利型が中心

▼【フラット35】
全期間固定金利型

 民間住宅ローンの種類は豊富だが、全期間固定金利の商品を取り扱っている機関が少ない。今、もっとも人気なのは、変動金利型と呼ばれる半年に一度金利が変更される商品。

 現在、優遇金利だと0.725%など超低金利が設定されており、たくさんの資金を借り入れても、返済額が少なめだ。だが、もし金利が上昇していけば、予定した返済額より上がってしまうリスクがある。

【フラット35】は一度借りたら適用金利の変わらない全期間固定金利型。

 金利が上がっても、返済額は変わることがない。金利上昇のリスクがなく計画的にローンを返していくことができる。

■返済する口座の違いは?

▼民間住宅ローン
返済口座はローンを借り入れる金融機関の口座

▼【フラット35】
利用している口座をそのまま継続

 銀行で住宅ローンを借り入れた場合、返済口座がその銀行の口座に限定される。

 給与振込などで利用している口座と違う銀行の場合、住宅ローンの返済分は、違う銀行に振り込まなければいけない手間が生まれる。

 現在、給与振込等で利用している口座を継続して返済口座にできる。

 口座を変更したり、各種の引き落としを変更する手間や手続きが起こらない。

■そのほかの大きな違いは何?

▼事務手数料の違い
 住宅ローン借り入れ時には、金融機関に事務手数料を支払う。民間住宅ローンの場合、約3万〜5万円だが、【フラット35】の場合は、借入額に応じた手数料を設定しているものの、銀行よりは若干事務手数料が高くなる場合が多い。理由は、民間住宅ローンが貸出金利と預金金利の差が利ざやとなるのに対して、【フラット35】の取扱機関は事務手数料が主な収入となっているためだ。

▼借り換えは?
 最近は借り換えが非常に関心を集めているが、もちろん今利用している住宅ローンから、【フラット35】に借り換えることもできる。【フラット35】でNo1のシェアを誇るARUHIでは、積極的に借り換えに応じている。

 同社では、すでに【フラット35】を借り入れている顧客に対しても、現状よりも借り換えた方がお得になる場合は、自ら借り換えを勧めている。利用者にメリットがあれば、どんどん借り換えを勧める点は、うれしいアフターフォローであり、民間住宅ローンではありえないサービスといえるだろう。

≫≫ 今、借り換えるとどうなるの? すぐわかる「シミュレーション」はこちら! ≪≪(外部リンク)

 また、同社では利用者に対し「ARUHIメンバーズクラブ」を開始する。「ARUHIメンバーズクラブ」では、家電、家具、寝具、キッチン用品、インテリア、エクステリア、引越、水宅配などのサービス・商品を優待価格で提供する独自サービスを展開している。


CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について