住宅ローンの「固定金利」は何で決まる?
長期金利とは、償還までの期間が1年を超える債権などに用いられる金利で、長期金利の指標として一般的に利用されているものに「新発10年国債の利回り」がある。つまり、各家庭の「住宅ローン」の利率は、新しく発行される償還期限が10年の日本国債の利回り(投資額に対する利子、配当の率)と関係している。
一般的に好景気のときは物価が上がるため、日銀による金融引き締めが行われ、低迷中なら物価が下がるので金融緩和が行われる。
国債の価格と利回りもこの金融政策に連動している。景気が好調のときは金融引き締めによって国債の価格を下げ、利回りを上げる傾向にあり、長期金利も連動して上がると予想される。反対に景気が悪い時は金融緩和によって国債の価格を上げ、利回りを下げる傾向にあるため、長期金利も下がっていくことが予想される。
・10年以上の固定金利期間選択タイプ、全期間固定金利タイプの金利は、「長期金利」をベースにしている。
・「長期金利」の指標には一般的に「新発10年国債の利回り」が用いられる。国債の利回りが上がれば、長期金利も上がる。
・「長期金利」は基本的に、好景気になると上がり、不景気になると下がる傾向にある。
調査テーマ:「顧客満足度の高い住宅ローンランキング」
調査期間:2013年4月9日〜4月14日
調査対象:過去3年以内に住宅ローンを利用開始、もしくは借り換えを行い、かつ住宅ローンを選定する際に選定に関わった20歳以上の男女18,619人
調査エリア:全国