2012年04月10日 09時50分
トヨタ、部品・ユニット共有化でコスト減 3種類のプラットフォームで約5割生産
トヨタ自動車は9日、商品力向上と原価低減を達成するための新方針「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)」の導入を公表した。まずは世界共通となる3種類のFF系プラットフォームから導入。「この3種類のプラットフォームを採用する車両の合計生産台数は、トヨタの総生産台数の約5割をカバーする」(同社)ことになるという。
そのほか、複数車種の同時企画・開発を行う「グルーピング開発」を取り入れ、仕入れ先との協力とあわせて原価低減を目指すほか、製品企画本部内に「北米・中国」「日本・欧州」「新興国(ロシア・アジア・豪州・中近東・中南米・アフリカ)」の3 地域の地域統括部長を配置し、地域ニーズに沿ったクルマ作りを目指すとしている。