2012年05月14日 13時08分

『86』と『BRZ』が英国専門誌のカー・オブ・ザ・イヤー受賞

『トヨタ86』(写真上)と『SUBARU BRZ』(写真下)が「2012年カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞 [拡大する]

『トヨタ86』(写真上)と『SUBARU BRZ』(写真下)が「2012年カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞

 トヨタ自動車と富士重工が共同開発したスポーツカー『トヨタ86』と『SUBARU BRZ』が、英国最大の自動車技術専門誌グループが主催する「ビークル・ダイナミクス・インターナショナル・アワード」の2012年カー・オブ・ザ・イヤーを同時受賞した。富士重工が14日、発表した。また、富士重工の開発責任者とトヨタ自動車のチーフエンジニアも、エンジニアに与えられる「ダイナミシスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

 2008年に制定された同賞は、車両の優れた快適性と卓越したハンドリング性能を表彰するもの。読者からの推薦および専門誌の編集スタッフの意見によりノミネート車を選定。その後、国際的な自動車運動力学の専門家やジャーナリストによって決定される。

 両車はデザインを主にトヨタ自動車が、開発と生産を富士重工が担当の、水平対向エンジンを搭載したFRスポーツカー。“走る楽しさ”をコンセプトにしており、低い座席位置や新軽量高剛性ボディを採用。また、新たに開発された高効率水平対向エンジンとトヨタ自動車の燃料噴射システムを組み合わせて燃費性能も強化している。

 『BRZ』は3月28日に、『86』は4月6日に発売。両車ともに発表後から受注が殺到し、『BRZ』は発表後約2ヵ月で目標の約4倍となる3551台を受注。現段階では4600台まで伸び、部品在庫状況によっては約9ヶ月待ちとなるほど。『86』は約1ヶ月間で月間販売目標の7倍となる約7000台を記録。上級グレードは納期まで約半年待ちになるなど評判を呼んでいる。

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