2012年06月21日 14時56分

雨天時の交通事故削減目指し 渋谷でイベント開催

首都高速道路の交通事故削減を目指しさまざまな啓蒙活動を行っている「東京スマートドライバー」 [拡大する]

首都高速道路の交通事故削減を目指しさまざまな啓蒙活動を行っている「東京スマートドライバー」

 首都高速道路の交通事故削減プロジェクト「東京スマートドライバー」が、東京の降水確率が1年でもっとも高くなる6月28日に渋谷エリアでイベントを実施する。同企画には渋谷で傘のシェアリングサービスを展開する一般社団法人シブカサとコラボレーション。オリジナル傘を手に渋谷の街をウォーキングし、雨天時に激増する交通事故の削減を訴える。

 「東京スマートドライバー」は小山薫堂氏が発起人となり、07年に発足したプロジェクト。現在は賛同者約10万人と共に“運転に優しい気持ちを”という思いを込めさまざまな活動を行っている。

 28日に行われるイベントは、午前7時30分に代々木公園に集合して朝食を摂りながら雨天時の交通事故削減アイデアを語り、「雨天時5倍になる首都高の交通事故を防ぐために、ゆるやかに走ろう」という想いを込めたピンクチェックの傘をさして渋谷駅までウォーキングするという内容。参加はメールもしくはFacebookのエントリーで受け付ける。

 首都高速道路によると、雨が降っている時間は年間総時間の1割に満たないものの雨天時に発生した交通事故件数は全体の約2割を占めているという。また、雨天時の1時間あたりの交通事故件数は晴天時に比べ約5倍に増加しており、首都高では雨の日交通事故多発マップを提供するなどし、安全運転を呼び掛けている。

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