2012年07月03日 16時40分
マツダ、「CX-5」の生産能力を増強
2月の発売以来続く人気を受けて生産能力増強が決定した新型クロスオーバーSUV『マツダ CX-5』
マツダは3日、SUV『マツダ CX-5』の人気を受け、生産能力を増強すると発表した。現在生産を行っている宇品第2工場(広島市南区)に加え、宇品第1工場でも2013年3月より生産を開始。現在の年間生産能力20万台から24万台に拡大させる。
次世代環境技術に対応している同車は今年2月に発売。環境配慮や燃費性能のほかデザインも高い評価を得ており、発売から1ヶ月で月間販売計画1000台の8倍となる約8000台を受注するなどして大きな話題となった。
現在の受注台数は約2万4000台で、発売から4ヶ月半で年間目標販売台数の2倍を記録。また、海外市場でもロシアでも1万台を受注し、年間目標販売台数1万2000台目前となっている。特に人気なのはクリーンディーゼルエンジン搭載車で、7月2日時点でもディーゼルエンジン17インチタイヤ装着車は納期までに約2ヶ月以上、19インチタイヤ装着車は約4ヶ月以上かかる見込み。
同社の山内孝CEOは「同車の年間生産能力の増強によって、納車をお待ちいただいているお客様に、一日でも早くお届けできるよう、引き続き努めてまいります」とコメント。また、今回の取り組みに伴い、同車のグローバル年間目標販売台数を現在の16万台から、19万台に引き上げることもあわせて発表されている。