2012年08月07日 13時15分
日産『NV200』、ロンドンでもタクシーに
日産、『NV200ロンドンタクシー』を公開
米国・ニューヨークの“次世代イエローキャブ”に選ばれた日産自動車のコンパクトバン『NV200』をベースとしたタクシーが、英国・ロンドンにも導入される。同社は6日、『NV200 ロンドンタクシー』を公開。ディーゼル車と100%電気自動車の2種類が用意されており、2013年にロンドン市内での実証運行を予定している。
『NV200 ロンドンタクシー』は最小回転範囲が直径7.6mで、全高は1.86m、全長が4.4m。助手席を取り外して荷物用スペースや、車上の景色を楽しめるパノラミックガラスルーフのほか、フロア等に埋め込んだ車いす固定用ポイントも搭載した。
また、ディーゼル車は現行の『ロンドンタクシーTX4型』に比べ、約50%燃費を改善。『e-NV200』をベースとした100%電気自動車は、現行車の約5分の1のランニングコストを実現している。
同社はこれまで、1997年までのモデル『ロンドンタクシーFX4型』と後継モデル『TX1』に対し、2.7リッターTD27ディーゼルエンジンを提供していた。また、『NV200』をベースとしたタクシーは米ニューヨークで次世代標準機種に選出されており、2013年から順次導入し“次世代イエローキャブ”として活躍していく。