2012年12月26日 15時33分

トヨタ、モチーフの王冠が際立つ14代目『クラウン』発売

「Hybrid ロイヤルサルーンG」シルバーメタリック [拡大する]

「Hybrid ロイヤルサルーンG」シルバーメタリック

 トヨタ自動車は25日、高級セダン『クラウン』シリーズの「ロイヤル」と「アスリート」をフルモデルチェンジし、発売した。同シリーズの全面改良は4年10ヶ月ぶりで、1955年に誕生した初代から数えて14代目となる。チーフエンジニアは開発にあたって「目指したのはクラウンという存在そのものの革新」と語り、モチーフの王冠を随所に配置。フロントグリルを王冠をイメージした形状にしたほか、ヘッドランプ内のターンランプインナーレンズにも王冠のエンブレムを彫り込むなど、細部まで“クラウンらしさ”にこだわった仕様になっている。

 さらに新型『クラウン』には、新開発のパワートレインを搭載。2.5リットル直列4気筒ハイブリッドシステムで、パワフルな走りと低燃費を実現した。また、ボディ剛性を高め、操舵時の車両応答性と静かさを追及したほか、サスペンションのアーム剛性を綿密にチューニングし、車両の安定性と乗り心地の良さも両立させている。

 同社によると、新型『クラウン』の月販目標は4000台。ところが、すでに事前受注が1万台を超えたという。今後はボディカラーがピンクの新型を限定発売することも発表しており、チーフエンジニアは「新たな“クラウンファン”が生まれることを願ってやみません」とコメントしている。

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