台風で愛車が廃車… 事例から学ぶ「回避方法」とは?

ドライバーが台風の被害から愛車を守るために、できることとは?  [拡大する]

ドライバーが台風の被害から愛車を守るために、できることとは? 

 強い台風6号が列島を横断中とあり、気象庁は暴風や高波、低い土地の浸水及び河川の増水に警戒を呼びかけている。島国である日本には、過去幾度となく台風が直撃しており、関連事故のほか、車が廃車になったケースもある。ドライバーがこのような被害から愛車を守るために、できることは何なのか? 詳しく見ていこう。

 上述の事故が起きたのは、2010年9月8日。東京都内のマンションに住むAが、機械式駐車場地下ピットにマイカーを駐車していたところ、台風による大雨で浸水し、完全に水没して廃車となった。

 廃車を余儀なくされたのは、駐車場の管理会社に責任があるとして、Aは約435万円の損害賠償を求めて訴えを起こした。

 その結果、管理会社は浸水防止のための措置を講じる義務があったにもかかわらず、迅速な対応を怠り、警備員の到着までに1時間5分も要したことなどが被害につながったとして、管理会社側の責任を認定。

 一方、過去の経験から、大雨などの際には駐車場が浸水する危険があるとわかっていたうえ、天気予報も把握していたのに車を移動させるなどの対策を取らなかったAにも落ち度があるとして、1割の過失を認定。過失相殺した約348万円の支払いを管理会社側に命じた(2013年2月28日東京地裁判決)。

 この事例では、「台風が来るとわかっていたのに、浸水の可能性がある駐車場から車を移動させなかったこと」が、所有者の落ち度とされている。もし移動させていれば、廃車は防げたかもしれない。台風の接近がわかっているのであれば、車はなるべく安全な場所に移すほうがいいだろう。

 ちなみに、台風で車に損害があった場合、車両保険に加入していれば補償を受けることは可能。特に自然災害においては、どのような被害に遭うか想像しがたいため、できる準備はしっかりしておくことが大切だ。

監修/新橋IT法律事務所 弁護士・谷川徹三氏

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