2015年06月26日 09時20分

自動車保険、「等級」を活用した便利な“節約術” 新車購入でよりお得に!

家計への影響も小さくない「等級制度」。抑えておきたい”節約術”とは? [拡大する]

家計への影響も小さくない「等級制度」。抑えておきたい”節約術”とは?

 自動車保険の保険料を定める基準となる「等級」。これは、1年間無事故で保険を使わなければ、1等級アップして割引率が大きくなり、反対に保険を使えば1または3等級ダウンして割引率が小さくなるという制度だ。現在、ほとんどの保険会社が導入しており、家計への影響も小さくないため、“節約術”はぜひ抑えておきたいところだ。

■新車購入時は「家族間で引き継ぐ」

 保険料に大きく影響する「等級」は、実は家族間で引き継ぐことができる。例えば、高い等級で保険に加入している親が、子ども用に新たに車を購入する場合。通常、子どもが新規契約すると、保険料の高い6等級からスタートとなる。だが、親の保険の名義を子どもに変更すれば、親の等級が子どもに引き継がれ、高い等級からスタートできるのだ。

 さらに、2台目の名義を親にして、“セカンドカー割引”を適用させれば、7等級となるため、世帯として保険料の節約が可能となるのだ。

 ただ、引き継ぐ相手には条件があり、(1)保険契約者の配偶者(内縁関係でも可)、(2)保険契約者の同居の親族、(3)配偶者の同居の親族に限られる。たとえ子どもでも、同居していなければ引き継げない点には注意しよう。

■保険会社変更時にも引き継げる

 等級の運用方法は、各社でほぼ共通。そのため、保険会社を変えても引き継ぐことができる。別の保険会社と契約するからといって、新規契約時の6等級から始めることにはならないのだ。ただし、共済保険に関しては、乗り換え先によって対応が変わってくるため注意が必要だ。

※契約内容により様々なケースがあるため、必ずしも掲載内容の通りではない

>>保険会社、変更前にチェック! 満足度の高い【自動車保険】ランキング

>>自分の過失ゼロ! それでも保険適用で等級ダウンする?

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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