“排ガス不正”で話題の「ディーゼル車」 意外と知らない注意点

話題の「ディーゼル車」は、どんな車? ガソリン車との違いや運行規制を抑えておこう [拡大する]

話題の「ディーゼル車」は、どんな車? ガソリン車との違いや運行規制を抑えておこう

 世界に衝撃を与えたフォルクスワーゲンの排出ガス不正問題。同社のディーゼル車が、米国の排ガス規制を逃れるため不正を行い、すでに市場に出回る多くの車種で規制値を大幅に上回ることが発覚した。これに伴い、「ディーゼル車」そのものの有り方についても議論を呼んでいるが、そもそもディーゼル車とはどんな車なのか? ガソリン車との違いから、意外と知られていない運行規制まで、特徴を紹介していく。

■ガソリン車との違い

 ガソリン車とディーゼル車の基本構造は、ほぼ同じ。違うのは燃料への着火方法だ。簡単にいえば、前者はガソリンに火を点けて着火、後者は高温にすることで自然発火する方式となっている。ディーゼル車の燃料は軽油で、大排気量のエンジンを作りやすいため、大型トラックなどで用いられることが多い。

 一般的に、ディーゼル車はガソリン車に比べ「環境に悪い」イメージがある。確かに旧来のディーゼル車は、排出ガス中に黒煙を出し、悪臭を放つ印象が強かった。その上、東京都が1999年から「ディーゼル車NO作戦」を実施し、ディーゼル車を「東京の空を汚す最大の要因」として厳しい規制をかけた。このことも、環境汚染のイメージを広げた一因と思われる。

■日本の規制状況

 日本は、2009年に排出ガス規制を施行。ディーゼル車が発生させる窒素酸化物(NOx)の大幅な削減を義務付けた。光化学スモッグの原因ともなるNOxの排出量を0.08g/km以下に規制していて、これはディーゼル車大国のヨーロッパと同等の厳しい内容となっている。

 また、前述の東京都のほかにも、条例によりディーゼル車の運行を規制しているところがある。埼玉県、千葉県、神奈川県では、2003年10月からディーゼル車規制条例を実施。国の規制を満たさないディーゼル車の運行を禁止している。また、兵庫、大阪でも同様の規制条例が制定されている。ただ、基準に達していなくても、ディーゼル排気微粒子の除去装置をつければ対象外となり、運行可能だ。

 このように、環境へ負荷をかけると認知されているディーゼル車。だが最近は、排ガス後処理技術などを進化させた「クリーンディーゼル」が開発されるなど、そのイメージは徐々に好転しつつあった。今後の各社の取り組みに注目だ。

(文/前田智行)

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