知って得する【自動車保険】 メリット多数の「人身傷害補償」とは?

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「人身傷害補償保険」の知って得するメリットを紹介!

 自動車保険といえば、自動車運転中の事故に備える保険と思われがちだが、散歩など歩行中の事故にも対応できるタイプもある。事故相手の有無を問わず治療費などを補償する「人身傷害補償保険」がそれだ。今回は、この人身傷害補償保険の“知って得する”一面を紹介する。

■歩行者は大きな被害に遭う可能性が高い

 内閣府の2015年版交通安全白書によると、2014年度の歩行中の交通事故死者数は1498人で、自動車や自転車に乗車中の死者数より多く、最多となっている。歩行者は大きな被害に遭う可能性が高いのだ。

■人身傷害補償保険とは?

 歩行中に事故に遭ったときは、歩行者側が人身傷害補償保険に加入していれば補償を受けることができる。契約内容によっては、散歩をしていて自動車事故に遭ってもケガの治療費などが支払われるのだ。

 人身傷害補償保険は、契約者だけでなく配偶者や同居家族も補償の対象となる。2014年度の歩行中の交通事故死者数の中で最も多かった年齢層は65歳以上で、全体の71%を占めた。高齢者や子どもがいる家庭においては、家族を守ってくれる保険としてチェックする価値はあるだろう。

 ちなみに、自動車乗車中のみを補償することで保険料を安くするといったこともでき、取り扱いは損害保険会社によって様々。また、自動車事故で相手方から支払われる損害賠償金は、一般的に過失相殺されるが、人身傷害補償保険では過失相殺による減額はされない。自分の過失分を含めて相手の損害賠償よりも先に保険金が支払われる(※)。通常は示談交渉後でなければ支払われないが、この保険であれば示談の結果を待たずに支払いを受けられる点も特徴のひとつだ。

 最近、車が歩道に突っ込むというニュースもよく耳にする。自動車乗車中だけではなく、歩行中の事故も補償する人身傷害補償保険について、新規加入時や契約更新時に考えてみてはどうだろうか。

※事故相手から自賠責保険金などがすでに支払われている場合は、約款に基づいて算出した損害額から支払われた分を差し引いた額が限度額の範囲内で支払われる

<記事/江原さとみ>
ファイナンシャル・プランナー、FPオフィスなでしこ代表(http://www.fp-nadesiko.com/)。女性がしあわせな人生を選択できるためのマネーセミナー『働く女性の貯蓄術セミナー〜じぶん年金をつくろう〜』は、年金や貯蓄など丁寧かつわかりやすい講義が人気を呼び、受講者は150人を超える。また、コラムの執筆やFP相談業務も積極的に行っている。

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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