2016年06月25日 09時50分
トラックの確認不足で死亡事故に… バイクが大破した悲惨な事故事例
トラック運転手の確認不足が原因で起こってしまった悲惨な事故事例を紹介
バイクなどの二輪車は、車体が小さく、自動車からは存在を認識しづらいところがある。そのため、大きな事故に巻き込まれることも少なくない。体がガードされていないので、命が危険にさらされる可能性も高く、注意が必要だ。実際、トラック運転手の確認不足によって、バイクのライダーが死亡した事故事例があるので紹介しよう。
<事故内容>
トラック運転手が交差点を右折しようとした際、対向車線を直進してきたバイクに気づかず、車両右前部に衝突。バイクは大破し、ライダーは死亡した。事故当時、トラック運転手は予定到着時刻より少し遅れていたため、焦る気持ちがあった。
<事故原因と再発防止策>
この事故が起きた原因としては、2つ挙げられる。1つ目は、トラック運転手に焦る気持ちがあったこと。2つ目は、トラック運転手が右折時の安全確認を怠ったことだ。
右左折時をはじめ、交差点に進入するときは確実に安全確認を行い、万が一に備え速度を落として走行するのが基本だ。だが、このトラック運転手は、基本を怠ってしまった。悔やんでも悔やみきれないだろう。
このような事故の再発防止策としては、常にゆとりのある運転をすることやバイクの特性を十分理解しておくことなども挙げられる。事故を未然に防げるよう、日頃から他車の動向に注意し、安全運転を心がけてほしい。
参照:国土交通省 関東運輸局HP
文:ロックスター 西田
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