2016年08月06日 09時50分

夏に “高速道路を使う人”必読! 気をつけるべき「トラブル」と「対策」

お盆休みに高速道路を使った移動を考えているなら、事故やトラブルには十分注意しよう [拡大する]

お盆休みに高速道路を使った移動を考えているなら、事故やトラブルには十分注意しよう

 お盆休みを利用して、帰省や旅行の計画を立てている人も多いはず。その際、高速道路を使った移動を考えているなら、運転には十分注意すべきだ。渋滞が発生しやすく、休みの日のみ運転する“休日ドライバー”が増えることもあり、年間の事故件数をみると8月に頻発する傾向があるのだ。

 事故だけでなく、車のトラブルも発生しやすい。JAFによると、昨年のお盆期間の高速道路におけるロードサービス出動件数は4029件にのぼり、ゴールデンウィーク(3001件)や年末年始(2515件)を大きく上回っている。

■夏に起こりやすいトラブルとは?

 気温が高く、車内も高温になる夏は、何より「バッテリー上がり」が起こりやすい。エアコンを使って電力を大量に消費することで、リスクが高まるのだ。風量を控えめにすることを意識しよう。また、ブレーキが過熱すると、効きが悪くなる「フェード現象」「べーパーロック現象」などが起きることもある。渋滞にはまったときや長いくだり坂などでは多用せず、フットブレーキではなくエンジンブレーキを使うといった注意が必要だ。

 そのほか、「タイヤのパンク」にも気をつけたい。特に長距離運転をする際は、こまめに空気圧や傷・偏摩耗などをチェックし、危険を少しでも減らしておこう。冬場に使用したスタッドレスタイヤで走行するドライバーもいるが、実は夏タイヤに比べると熱を持ちやすく、変形しやすい。運転性能が低下して破裂する可能性が高くなるため、履き替えるのがおすすめだ。

■トラブルが起きたら“二次的事故”に注意

 高速道路を走行中、もしトラブルが起きたら、二次的な事故を発生させないことが重要だ。やむを得ず停車してレッカー車などを待つ場合は、車は路肩に止め、発煙筒や停止表示器材を使って危険を知らせる。待機時は車から出て、ガードレールの外側に行き、後続車との接触を避けよう。万が一、バッテリー上がりやパンクなどが起きてしまったときのために、ぜひ覚えておいてほしい。

文/ロックスター 西田

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