2016年09月26日 09時40分

ホンダの「N-BOX」で比較! 新車と中古の“自動車保険料”はどう違う?

【図表】ホンダ「N-BOX」の自動車保険料(※2016年8月現在) [拡大する]

【図表】ホンダ「N-BOX」の自動車保険料(※2016年8月現在)

 軽自動車の中で最も人気が高いといえるのは、ホンダ「N-BOX」シリーズだ。一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の「軽四輪車通称名別新車販売確報(2015年4月〜2016年3月)」によると、17万2614台を売り上げており、見事1位に輝いている。

 とはいえ、なかには購入したいが新車でいいのか中古にすべきか迷っている人もいるだろう。価格は当然中古の方が安いが、自動車保険料はどうなのか? 実際に試算し比較してみよう。

■自動車保険料は「車両保険」によって差が出る

 今回、運転者をゴールド免許、本人限定、30歳以上補償、13等級として、イーデザイン損害保険で試算したところ、自動車保険料は【図表】の通りとなった。

 基本的には、新車でも中古でも2万9360円。だが、エコノミータイプの車両保険を契約すると、新車は3万6240円、中古は3万5510円となり、730円の差が生まれる。さらに一般タイプで各種特約をつけると、新車は4万4070円、中古は4万1860円で、2210円の違いがある。

 保険料は、補償内容のほかに年齢や等級、申し込み方法などによっても異なるため、複数社から見積もりをとるといいだろう。また、付帯サービスも保険会社ごとに違うので、あわせて確認しておこう。

■車両保険は加入すべきなのか?

 車両保険をつけなければ、上述の通り保険料はおさえられるが、ローンを組むなら加入すべきだ。中古でも200万円するものもあるため、万が一事故に遭って壊れたら、「修理代+ローン返済」のダブルパンチとなりかねない。保険会社によっては、ほかの割引サービスでトータル保険料が安く済むこともあるので、その分で備えることも検討してはいかがだろうか。

【文/中島典子】
税理士・社会保険労務士・CFP。ファイナンシャル・プランナー中島典子税理士事務所・広尾麻布相続センター代表(http://tax-money.jp)。個人・オーナー経営者・起業家のお金の悩みごとをワンストップでトータルサポート。FP関連書などの執筆、講座講師、子どもからシニアまでの金融経済教育で活動中。

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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